「英語のスピーキング力向上に効果的な学習方法がわからない」
「英会話スクールやオンライン英会話を使っているのに、スピーキング力が向上した気がしない」
「留学しないと英語のスピーキング力って高められないの?そもそも独学では身につけられないの?」
英語のスピーキングを学習している方で、これらの悩みや疑問を抱えている方はいませんか?
昔の中学校や高校の英語の授業では、単語や熟語の暗記、あるいは英文の読解に重きを置いてきたため、スピーキング力が身につかず、苦手意識を持っている日本人は少なくありません。
しかし、スピーキング上達のコツを知って、効果的な学習方法に取り組むことで、日本にいながら独学でスピーキング力を向上させることは十分可能です。
この記事では、スピーキング力向上のコツや、効果的な学習方法について詳しく解説します。
読み終わる頃には、スピーキング向上に向けてやるべきことが明確になるでしょう。
スピーキングの学習に悩んでいる人は必読です!
ズバリ!英語のスピーキング力向上のコツは?
下記の3つのコツを意識しながら、スピーキングの学習に取り組んでください。
- スピーキング以外の他の能力を育成する
- 間違いを恐れない
- 話す練習をたくさんする
ここでは、それぞれのコツについて詳しく解説します。
これらのコツを意識しながら英語スピーキング力向上に効果的な学習方法に取り組むことで、さらに学習効果を高めることにつながるでしょう。
スピーキング以外の他の能力を育成する
英語には、スピーキング(話す)以外にも下記の3つの技能が含まれています。
- リーディング(読む)
- リスニング(聞く)
- ライティング(書く)
それぞれの技能は全く別々のものではなく、相関関係があります。
たとえば、スピーキング力を向上させるためには、英文を作成するライティング力、そして文章を作る単語やフレーズ、文法の知識が必要です。言い換えると、他の3つの技能を伸ばしていくことで、結果としてスピーキング力の向上にもつながるということになります。
「スピーキング力の向上=徹底的なスピーキングのトレーニング」と思われがちですが、他の3技能をバランスよく育成することがスピーキング力向上の最短の近道なのです。
間違いを恐れない
「英会話を勉強しているのに、なかなか実践に移すのが難しい」
「間違えるのが怖くてなかなか上手く話せない」
このように悩む英語学習者は少なくありません。
特に、英語学習初心者に多い悩みです。
そんなあなたに、「間違いを恐れずにまずは挑戦してみること」、そして「ネイティブスピーカーですら間違えること」をお伝えします。
日本人は国民性が影響しているのか、英語学習に対して完璧主義になりがちです。
しかし、日本を訪れた外国人観光客や日本に滞在している留学生を思い浮かべてみてください。
彼らにたどたどしい日本語で話しかけられたことはありませんか?
あなたは彼らが間違った日本語を使ったときに、笑ったり馬鹿にしたりしますか?
そのようなリアクションは取らないはずです。
相手が伝えようとしていることに一生懸命耳を傾けて、メッセージを理解しようとする姿勢を示すでしょう。
英語も同じです。
あなたが英語のネイティブスピーカーでないことは一目見れば分かります。
あなたの英語を馬鹿にしたり笑ったりする人はいません。
また、私たちは日本語のネイティブスピーカーですが、その日本語を完璧に使いこなせる自信はありますか?
ネイティブスピーカーでも間違えることはたくさんあります。
間違いや失敗を恐れずに、どんどん英語で話しましょう!
物怖じすることなく、積極的に外国人に英語で話しかけるというマインドを育成してください。
話す練習をたくさんする
スピーキング力を向上させるためには、話す練習をすることが必要不可欠です。
「これ、英語で何て言うんだっけ?前に覚えたんだけど、出てこないな…」
英語で会話をしていて、このように感じた経験はありませんか?
実は、単語や文法など学習して身につけた知識というのは、必ずしも「使える知識」ではありません。
学習して身につけた知識を、スピーキングやライティングなど英語を発信する場面でパッと出てくるようにするためにはアウトプットする機会、つまり英語を話す機会を設けることが大切です。
学習者のレベルや状況によって異なりますが、一般的にはインプットとアウトプットの理想的な割合は8:2であると言われています。
新しく覚えた単語やフレーズをオンライン英会話や英会話スクールで実際に使って会話してみることで、定着度が高まり、「使える知識」に変えることができるようになるでしょう。
結果として、スピーキング力の向上につながります。
単語やフレーズなどを覚える「インプット」も大切ですが、英語を話す「アウトプットする」時間も意識的に作ってみてください。
英語のスピーキング学習を通じて得られるもの
英語のスピーキングができると、下記のメリットがあります。
- 異なる背景を持つ人と話せるようになる
- さまざまな角度から物事を見たり考えたりできるようになる
- グローバル人材になれる
- スピーキング力だけでなくリスニング力も向上する
これらのメリットを知っておくことで、スピーキングの学習に対するモチベーションを上げることにつながるでしょう。
異なる背景を持つ人と話せるようになる
Statistics & Dataが2022年に発表した” The Most Spoken Language in the World”によると、世界で最も話されている言語は英語で、世界の英語話者は14億人にものぼるそうです。
現在の世界人口が80億人程度(2024年3月時点)ことから、英語が話せることで世界の6人に1人とコミュニケーションを取ることができます。
異なる背景を持つ人とコミュニケーションが取れるようになると、視野が広がりあなたの価値観を変えることにもつながるでしょう。
さまざまな角度から物事を見たり考えたりできるようになる
英語を学ぶことで、英語で考えたり、違う角度から物事を考えられたりできるようになるでしょう。
ランカスター大学の実験で、英語を母語とする人のグループと、ドイツ語を母語とする人のグループそれぞれに「自動車に向かって歩いていく人の動画」を見せました。
動画の視聴後に、どのような動画であったか尋ねたところ、英語を母語とするグループの大半の人が「人が歩いている」と回答したのに対して、ドイツ語を母語とするグループの大半の人が「自動車に向かって歩いている人」と回答したそうです。
この実験から下記の2つのことが分かりました。
- ドイツ語は人物の行為だけでなく、物事全体を考察する言語である
- 英語は人物の行為そのものだけにフォーカスする言語である
つまり、言語が異なると物事の捉え方や考え方も異なるということです。
日本語だけでなく、英語も話せることで、物事をさまざまな角度から見たり考えたりできるようになるでしょう。
グローバル人材になれる
筆者は、フリーランスのWEBライターとして活動していますが、日本人や日本のクライアントだけでなく、日本に支社を持っている海外企業の方ともお仕事しています。
自信を持って英語を話すことができるようになれば、グローバル人材になって海外で仕事ができるようになったり、日本にいながら海外のクライアントを持って仕事ができるようになったりするでしょう。
つまり、人生の選択肢が広がるということです。
スピーキング力だけでなくリスニング力も向上する
前章でもお伝えしましたが、英語は4つの技能で構成されておりそれぞれの技能が密接に関係しています。
特に、スピーキングはリスニングとの関係性が強いです。
人間の耳は、自分の口で発音できない音は聞き取れないと言われています。
つまり、スピーキングを通じて正しく発音できる単語が増えるほど、聞き取れる単語も増えるということです。
スピーキング力が向上することで、リスニング力も向上することが期待できるでしょう。
英語スピーキングが難しいと感じる理由
つづいて、この章では英語スピーキングが難しいと感じる理由について説明します。
英語を話すことができない理由は、主に下記の3つです。
- 概念化ができていない
- 文章化ができていない
- 音声化ができていない
自分がどのプロセスでつまずいているかを理解し、それを克服するために効果的な学習をすることでスピーキング力を向上させることができます。
英語を話すことができるようになるためには5ステップが重要
そもそも英会話とは、下記の5つのステップで成り立っています。
STEP1: 音声知覚
STEP2: 意味理解
STEP3: 概念化
STEP4: 文章化
STEP5: 音声化
それぞれのプロセスの特徴・内容は下記の通りです。
英会話のステップ | 英語の技能 | 内容・特徴 |
音声知覚 | リスニング | 英語の音声を聞いて、聞こえてきた単語やフレーズを認識する段階 |
意味理解 | リスニング | 聞こえてきた英語の単語やフレーズ、そして文章の意味を理解する段階 |
概念化 | スピーキング | 頭の中で何を言おうか考えている段階 |
文章化 | スピーキング | 自分の気持ちや意思を英語の文章に置き換える段階 |
音声化 | スピーキング | 英語の文章化された自分の気持ちや意思を口に出して音声にする段階 |
スピーキングができない、あるいは難しいと考えているということは、概念化・文章化・音声化のいずれかでつまずいていることになります。
ここでは、概念化・文章化・音声化それぞれのプロセスができていないということがどういう状態であるのかを詳しく説明します。
概念化ができていない
概念化とは、頭の中で何を言おうか考えるプロセスのことです。
概念化ができていない人の大半が、難しく考えすぎているという特徴があります。
母国語の日本語で考えてしまうと、難しい表現や語彙が出てきてしまうものです。
難しい日本語をそのまま英語にするためには、英語での高い語彙力が求められます。
意外に思うかもしれませんが、英語上級者は英会話の中で難しい単語やフレーズはあまり使いません。
英会話が得意な人ほど、シンプルで簡単な単語やフレーズを使っています。
概念化ができていない人は、自分の気持ちや意思を可能な限り簡単でシンプルな表現に置き換えるように心がけましょう。
文章化ができていない
文章化とは、前ステップの概念化された内容を英語の文章に置き換えるプロセスのことを指します。
文章化が苦手な人は、これまでに学習した英単語やフレーズ、そして英文法などの知識全てをアウトプットできていません。
つまり、前章でも説明した「身につけた知識」を「使える知識」に変えることが必要不可欠です。
詳細は次章で紹介しますが、これまでに身につけた知識を自由自在に使えるようにトレーニング・反復練習をすることで、英語がスラスラと口から出てくるようになるでしょう。
音声化ができていない
音声化とは、文章化した英語の文章を口に出して音にするプロセスのことを指します。
音声化が苦手な人は、英語の発音や音声変化の理解ができていないことが原因です。
英語の発音や音声変化のルールについて学び、実際に発音する練習をしましょう。
ちなみに、日本人のカタカナ読みの英語は分かりづらく、場合によっては相手に伝わりません。
筆者は留学中にオーストラリア人の友人に「日本人の英語が一番聞き取りづらくて分かりづらい」と言われたことがあります。
正しい英語の発音や音声変化を身につけることで、相手にきちんと「伝わる」ため、自信を持って英語が話せるようになるでしょう。
「英会話の5ステップ」についてさらに詳しく知りたい人は下記の記事もあわせてお読みください。
それぞれの原因に対するスピーキング勉強法
前章では、英会話には全部で5つのステップがあること、その中にスピーキングに該当するステップが3つあること、そしてスピーキングが苦手な理由は、概念化・文章化・音声化のいずれかのステップにつまずいていることについて説明しました。
自分がどのステップにつまずいているか分かりましたか?
ここでは、それぞれのステップができるようになるための学習方法について詳しく解説します。
自分が苦手とするステップの箇所を読んで、実際に日々の英語学習に取り入れてみてください。
【初心者向け】概念化ができていない場合の練習方法
英会話初心者に多いのですが、概念化ができていない人は難しく考えすぎていると説明しました。
そのため、自分の気持ちや意思を可能な限り、シンプルで簡単な英語に置き換えるようトレーニングすることが大切です。
ここでは、その方法について詳しく解説します。
簡単な表現に置き換えてみる
「彼は無我夢中で勉強した」
「月曜日は憂鬱だ」
「彼女は気の置けない友達だ」
これらの日本語の文章を英語に置き換えられますか?
「無我夢中」「憂鬱」「気の置けない」これらを意味する英単語やフレーズを知らないと、英語が話せないわけではありません。
英語を話すときには、日本語で自分が考えたことや思ったことをそのまま直訳することはやめましょう。
下記のように、簡単かつシンプルな日本語の文章に変えることで、文章全体の意味を変えることなく自分の気持ちや意思を伝えられるようになります。
「彼は一生懸命勉強した。」 = He studied very hard.
「月曜日はブルーです。」=I’m blue on Mondays.
「彼女は私の親友です。」= She is my best friend.
小さな子どもに話しかけるつもりで、日本語をできるだけ簡単な表現に置き換えてみてください。
【中級者向け】文章化ができていない場合の練習方法
次に英語中級者によくある悩みですが、文章化が苦手な人には下記の3つの勉強法がおすすめです。
- 語彙力を増やす
- 瞬間英作文をする
- オンライン英会話を受講する
これらの3つの学習をバランスよく行うことで、「身につけた知識」を「使える知識」に変えることができ、自在に英語を話せる土台ができあがるでしょう。
語彙力を増やす
当たり前のことですが、人間は自分が知らない言葉や知識を書いたり話したりすることはできません。
「身につけた知識」があって、初めて「使える知識」になり英語を話すことができるようになります。
つまり、英語を話せるようにするためには語彙力を増やすことが大前提です。
英単語の学習をする際には、必ずCDや音声付きの単語帳を使って発音とセットで覚えるようにしてください。
正しい発音が分からないと、「読んで意味が分かる」状態になっても、「聞いて意味が分かる」状態にはならないからです。
そして、「読んで分かる状態」と「聞いて分かる状態」どちらも達成してからやっと、「使える知識」にするためのベースができあがります。
こちらの記事では、語彙力を伸ばしたいと思う方に向けて、単語を覚えるコツについてご紹介しています。
瞬間英作文をする
スピーキングの学習と聞くと、話し相手がいないとできないのではないかと考える人も多いでしょう。
しかし、1人で勉強することもできます。
スピーキングの文章化を独学で行うのに効果的な学習方法が、瞬間英作文です。
「瞬間英作文」とは英語学習用の書籍の1つで、レベルや目的ごとにシリーズ化されています。
日本語訳と英訳がページを挟んで隣同士に書かれており、学習者は日本語訳だけを見ながら中学校で学ぶ基本的な英文法の知識を駆使して、瞬時に口頭で英作文するという勉強法です。
瞬間英作文を使ってスピーキングの学習をする際には、下記の点に留意しましょう。
- 英文を暗記するのではなく、日本語→英語に変換するためのトレーニングであることを心得る
- 繰り返し何度も取り組む(8周やるのがおすすめ!)
- 英作文をする際には、英語を口に出す
瞬間英作文は、こちらからご購入できます。
瞬間英作文についてさらに詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
オンライン英会話を受講する
オンライン英会話や英会話スクールの受講も、自分の考えや気持ちを文章化する練習に効果的です。
筆者も留学前に1年ほどオンライン英会話を受講していましたが、スムーズに自分の気持ちや考えを英語で表現できるようになり、自信を持って留学することができました。
しかし、オンライン英会話や英会話スクールを受講するだけではスピーキング力は向上しません。
下記の点に留意しながら受講するようにしましょう。
- できるだけ毎日レッスンを受講する
- 自分のレベルや学習目的に合った講師・教材を選ぶ
- レッスン中に積極的に話す
- 授業の予習と復習を欠かさず行い、新出の単語やフレーズは覚える
- 新しく覚えた単語やフレーズを実際にレッスン中に使ってみる
オンライン英会話のメリットやデメリット、習慣化するためのコツなどについて知りたい人は、こちらの記事もあわせてお読みください。
【上級者向け】音声化ができていない場合の練習方法
最後に、音声化ができていない場合の練習方法について紹介します。
下記の3つの方法がおすすめです。
- 発音の仕方やルールを覚える
- シャドーイングをする
- 録音機能を使って発音を確認する癖をつける
文章化だけで終わらせるのではなく音声化にもしっかりと力を入れることで、「伝わる」英語が身につき、誰に対しても堂々と自信を持って英語が話せるようになるでしょう。
発音の仕方やルールを覚える
英語と日本語はさまざまな点で異なる言語です。
特に、発音や音声変化に関しては日本語にないルールが数多くあります。
まず、発音について見ていきましょう。
下記のように、英語は日本語よりも母音と子音の数が多いため区別が難しいです。
母音の数 | 子音の数 | |
日本語 | 5 | 13 |
英語 | 15 | 24 |
また、英語はスペルと発音が一致しません。
たとえば、”a”という音は日本語では「ア」としか読みませんが、英語では下記のように5種類もの発音パターンがあります。
- /ə/
- /ɑ:/
- /ɒ/
- /æ/
- /ʌ/
次に英語の音声変化について見ていきましょう。
英語には下記のようにさまざまな音声変化があります。
音声変化のルール | 内容・例 |
音の連結 | 前の単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まる場合、その子音と母音の音が連結する。例)”shut up”は「シャット アップ」ではなく、”t”と”u”が連結して「タ」のような音になり、「シャラップ」 と読む |
音の消失 | 破裂音(p /b / k / g / t / d)で前の単語が終わり、次の単語が子音で始まる場合、破裂音は発音されずに消失する。例) “Good morning.” は「グッド モーニング」ではなく、「グッモーニング」と読む |
フラップの”t” | “t”が母音で挟まれた場合、”t”は「トゥ」という発音ではなく、「ラ行」のような音に変化する例) “water”は「ウォーター」ではなく「ワラ」と読む |
弱形 | 冠詞・前置詞・代名詞などの機能語は文中では弱く発音されるというルール。例) “him”は「ヒム」ではなく「ィム」と読む |
これらの英語特有の発音や音声変化のルールについて理解し、正しく発音できるようにトレーニングすることが大切です。 これらをマスターすることは、スピーキング力上達のみではなく、リスニング力上達にもつながります。
シャドーイングをする
英語の発音や音声変化のルールをある程度理解できるようになったら、シャドーイングのトレーニングに移行しましょう。
シャドーイングとは、教材やスクリプトを見ないで英語の音声だけを聞いてそれを真似して発音する学習方法です。
シャドーイングに使う教材を選ぶ際には、下記の点に留意しましょう。
- スクリプトがあるものを選ぶ
- 自分の英語レベルに合っている英文(英語の音声を聞いて50〜60%程度内容が分かるもの)を選ぶ
- 自分の興味関心があるテーマの英文である
シャドーイングが持つ効果ややり方、おすすめの教材などさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
録音機能を使って発音を確認する癖をつける
前項でシャドーイングについて説明しましたが、シャドーイングをする際には、スマホなどを使って自分の声を録音するようにしてください。
録音したら、お手本の英語の音声と自分の声を下記の点で比較してみましょう。
- 音の変化
- 抑揚
- リズム
これらを細かくチェックすると、思っているほど正しく読み上げられていないものです。
自分が正しく発音できなかった箇所を修正するように努めてください。
弱点の把握と修正を繰り返すことで徐々に正しい英語の発音が身につき、スピーキング力が向上します。
1日1回録音する習慣をつけましょう。
どうしてもスピーキング力が身につかない場合は?
最後に、上記の学習方法を試したものの、どうしてもスピーキング力が向上しない場合の奥の手を紹介します。
下記のサービス、あるいはアプリを活用することがおすすめです。
- 英語コーチングのプログリット
- 英会話トレーニングアプリのスピフル
これらの方法を活用することで、短期間で効率的にスピーキング力が向上するでしょう。
上記の学習方法に不安を感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
英語コーチングのプログリット
多忙な日々を送る社会人にとって、長期にわたって1人でコツコツとスピーキングの学習を進めることは容易なことではありません。
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英語のスピーキングに関するよくある質問
最後に、英語のスピーキングに関するよくある質問と、その回答を紹介します。
社会人から学習を始めても英語のスピーキング力は向上するの?
” Never too late to learn.(学ぶのに遅すぎるということはない。)”という西洋のことわざにもあるように、英語やスピーキングの学習に年齢は関係ありません。
繰り返しになりますが、英会話の5ステップの中で自分がどこにつまずいているかを正しく把握し、その苦手分野を克服するために効果的な学習方法やトレーニングを実践しましょう。
また、学習時間も大切です。
日々の忙しい生活の中で英語の学習時間を確保するのは簡単なことではありませんが、1日の学習時間が多いほど、そしてその学習習慣を継続させるほど、スピーキング力を向上させることができます。
英語スピーキングは1人でも練習できる?
スピーキングの練習は相手がいないとできないと思われがちですが、必ずしもそうではありません。
下記のような学習方法を取り入れることで、1人でもスピーキングの練習をすることは可能です。
- 瞬間英作文を使う
- 英会話アプリを使ってAIと会話練習をする
- 英語で独り言を言う
- 英文の音読やリピーティングをする
- シャドーイングする
しかし、独学で学ぶよりもプロの手を借りることで、日々のトレーニングの方向性が正しいかどうかを確認することができ、より短期間で効率的にスピーキング力を向上させることにつながります。
毎日、オンライン英会話をすることっておすすめ?
毎日オンライン英会話を受講することが効果的であるかどうかは、人によって異なります。
それは学習者によって、スピーキングで弱点としているステップが異なるからです。
そのため、自分の弱点を常に正しく把握するよう心がけてください。
文章化のプロセスを苦手にしているのであれば、オンライン英会話を毎日続けることは学習効果があるでしょう。
しかし、他にも課題がある場合は、その課題を克服できるような学習方法に切り替えることがおすすめです。
まとめ
この記事では、英語のスピーキング力を向上させるためのコツや勉強方法などについて詳しく解説しました。
英会話は下記の5つのステップで構成されており、スピーキングが苦手な人は、STEP3〜5のいずれかでつまずいています。
STEP1: 音声知覚
STEP2: 意味理解
STEP3: 概念化
STEP4: 文章化
STEP5: 音声化
スピーキング力を向上させるためには、自分がどのステップでつまずいているのかを正確に把握し、その弱点を克服するために効果的な学習方法に取り組むことがおすすめです。
それぞれのステップでおすすめの学習方法は、下記のとおりです。
ステップ | おすすめの勉強法 |
概念化 | ・簡単な表現に置き換えてみる |
文章化 | ・語彙力を増やす・瞬間英作文をする・オンライン英会話を受講する |
音声化 | ・発音の仕方やルールを覚える・シャドーイングをする・録音機能を使って発音を確認する癖をつける |
しかし、中には「独学で英語の勉強をすると挫折してしまうのではないか」「海外赴任(海外出張)までの短い期間でできる限り英語力を向上させたい」と考える人もいるかもしれません。
そのような方には、英語コーチングのプログリットを活用することがおすすめです。
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