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英語が上達するには?学習の習慣化が大事!

「英語を上達させたいけど続かない」

「今度こそ英語学習を頑張ろうと意気込むものの、いつも飽きてしまう」

あなたはこのような悩みを抱えていませんか?

英語を上達させるためには、これまでの英語学習を見直して学習生産性を向上させること」と、「まとまった投下時間の確保と継続が必要不可欠です。

この記事では、この2点についてプログリットが提唱する理論を用いながら詳しく解説します。

読み終わる頃には、英語を上達させるためにやるべきことが明確になるでしょう。

英語を上達させたいと願う人、あるいは順調に英語学習が進められていない人は必読です!

もくじ

英語学習の効率的な学習方法

冒頭で、英語を上達させるためにはこれまでの英語学習を見直して「学習生産性を向上させること」と、「まとまった投下時間の確保と継続」が必要不可欠であると述べました。

「学習生産性」「投下時間」と聞いても、よく理解できないという人が多いのではないでしょうか?

ここでは、英語を効率的に向上させるために必要な「学習生産性」「投下時間」それぞれについて詳しく解説します。

英語の上達に必要なのは、「学習生産性×投下時間」

下記の数式をご覧ください。

これは、私たちプログリットが考える英語を上達させるための公式です。

「学習生産性」とは英語学習の質の高さ、つまり自分に合った方法で英語学習をしているかを指しています。

巷には英語学習方法に関する書籍や動画が溢れていますが、全ての英語学習方法が自分に合っているとは限りません。

人によって英語レベルや苦手なパートが異なるため、効果的な英語学習法が異なります。

自分に合った最も効果的な学習方法を選択することで、学習の質や効果が高まり、学習生産性の向上につながるのです。

次に、「投下時間」とは字のごとく「1日あたりの学習時間」「継続期間」が含まれています。

「5分でも10分でも毎日コツコツと英語を学習することが大切である」とよく言われていますが、1日に数分〜1時間の英語学習のみでは学習効果が薄く、成長速度も遅くなるため不十分です。

1日最低でも2〜3時間ほどの英語学習時間を確保するよう努めましょう。

このように学習生産性投下時間を最大化させることで、英語は飛躍的に上達することが期待できます。

学習生産性を伸ばすには?

学習生産性を伸ばすためには、下記の第二言語習得論に基づく独自理論「英会話の5ステップ」を参考にしましょう。

上記の「英会話の5ステップ」はプログリットが考案したもので、英会話を構成しているリスニングとスピーキングのプロセスを5つのプロセスに細分化しています。

それぞれのステップの詳細は下記の通りです。

リスニングのプロセス

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STEP1: 音声知覚聞こえてきた英語の音声を認識するプロセス
STEP2: 意味理解聞こえてきた英語の単語や文章の意味を理解するプロセス

スピーキングのプロセス

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STEP3: 概念化頭の中で何を伝えるか考えるプロセス
STEP4: 文章化言いたいことを英語の文章に変えるプロセス
STEP5: 音声化文章化した英語を口に出して音声にするプロセス

これらの5つのステップの中でどの部分ができていないのかを把握して、その苦手なステップを克服するために効果的な学習法を選ぶことで学習生産性を向上させられます。

下記の記事に、それぞれのプロセスの強化に役立つおすすめの学習方法が詳しく紹介されているので、ぜひあわせて読んでみてください。

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投下時間を伸ばすには?

次に、投下時間を伸ばすためには、毎日の学習計画をきちんと作成すること、作成した計画をきちんと継続して遂行することが大切です。

上述しましたが、1日の英語学習時間に2〜3時間ほどの時間を確保しましょう。

仕事や家事・育児などが理由で日々時間に追われており、英語学習にそれほどの時間を確保できないと考える方が多いですが、24時間という時間をどう使うかゼロベースでデザインすることで時間の捻出ができます。

現在のスケジュールの中に「毎日2〜3時間の英語学習時間」を組み込むのではなく、一から時間を見直してみてください。

仕事の効率化や必要な睡眠時間の見直しなどを通じて、1日3時間ほどの時間を作ることは十分可能です。

また、英語学習を継続させていく中で、なかなか英語力が上がらなくてモチベーションを失ってしまったり、自分に甘えてしまって学習をサボってしまったりすることもあるでしょう。

プログリットでは行動経済学に基づいた「英語学習習慣の3ステップ」という理論を使って、学習習慣を定着させています。

次章以降で詳しく見ていきましょう。

行動経済学とは?

行動経済学とは、20世紀後半に誕生した心理学と経済学を合わせた学問のことで、「経済(活動)における人間行動のメカニズムを解明する」ことを目的にしています。

もっとわかりやすく説明しましょう。

あなたにはこのような経験はありませんか?

(例)

  • 今すぐお風呂に入ったら、後が楽なのにグズグズしてしまう
  • 良くないと分かっているのに夜食でラーメンを食べてしまう
  • よく調べもせずに、評判が良い健康法を実践する

このように人間は、下記のような「合理的でない行動を取ってしまう生き物」なのです。

  • やったほうが良いと分かっていてもやらない
  • やると後悔すると分かっていても、思わずやってしまう
  • 無意識に誤った理解のもとで意思決定をしてしまう

行動経済学は「人間は非合理的な行動を取ることがある」ことを前提にしながら、その理由を解明します。

監修者

監修者は、日本国内における行動経済学の第一人者でもある相良奈美香(さがら なみか)氏です。

彼女は日本人として数少ない「行動経済学」博士課程取得者で、現在はBehavioral Science Group合同会社を設立し、代表として主に欧米で活躍しています。最近は日本でも活動を始め、GA Technologiesの執行役員兼Chief Behavioral Officerも努めています。

行動経済学の概念や学問が浸透する前から、「行動経済学をいかにビジネスに取り入れるか」コンサルティングを行ってきました。

『行動経済学が最強の学問である – なぜ世界の企業が求めるのか?–』の著者です。

>> 『行動経済学が最強の学問である – なぜ世界の企業が求めるのか?–』についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ

行動経済学と英語学習のかかわり

行動経済学と英語学習は関係がないと思うかもしれません。

しかし、これまでのあなたの行動を振り返ってみてください。

下記のように非合理的な行動を取ってしまったことはありませんか?

(例)

  • 会社の目標でTOEICで800点を取得しないといけないのに、学習より趣味の時間を優先してしまう
  • 夜に会食があって学習時間が取れないと分かっているのに、事前に英語学習時間を確保しようと行動に移さない

これらの非合理的な行動は、行動経済学を応用することで解決できます。

つまり、日々の生活の中でしっかりと英語学習時間を確保できるということです。

行動経済学から見た習慣化の3ステップ

下記は、行動経済学から見た習慣化の3ステップを図示化したものです。

下記の3つの要素を何度も繰り返すことで、習慣化が実現します。

  • トリガー(=行動が生じるきっかけ)
  • 行動(=目標とする行動)
  • 報酬(=行動によって得られるもの)

ここでは、それぞれの要素について詳しく解説します。

トリガー

トリガーとは「行動が生じるきっかけ」のことで、下記のようにさまざまな種類があります。 

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トリガーの種類
既存の習慣・歯を磨いた後・目覚まし時計を止めた後・シャワーを浴びた後
場所・電車の中で・シャワールームで・会社のラウンジで
時間・通勤時、退勤時に・入浴時に・昼休憩の時間に

行動

行動とは、下記のような「目標とする行動」のことです。障壁が少なく弱いほど、行動が持続する可能性が高まります。 

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行動の種類
心理的ハードルトレーニングに対してネガティブ感情を抱く・学習方法に対して納得感がない・英語学習に苦手意識がある
物理的ハードルトレーニングを行う為の準備が整っていない・スマホやイヤホンの充電がない・トレーニングの為の十分な時間がない
知識的ハードルトレーニングをする為の方法や手段がわからない・やり方がわからない・調べ方がわからない

報酬

最後に、報酬とは「行動によって得られるもの」です。直近、かつ多面的な報酬だと持続的な行動につながる可能性が高まります。

報酬の例は下記のとおりです。 

報酬の種類
機能的報酬・行動そのものから直接的に得られるもの=英語が聞き取りやすくなる=英語での会議で発言ができる
情動的報酬・「誇らしい」など、特定の行動や結果に対する感情的な応答や経験
=映画を英語で理解できて嬉しい=成果を感じて嬉しい
社会的報酬・社会的な環境や他者からのポジティブなフィードバックやインセンティブ=キャリアアップ=昇給

習慣化の3ステップをどう学習の中に取り入れるか

前章で、物事の習慣化には「トリガー」「行動」「報酬」の3つのステップが必要であることを説明しました。

ここでは、これらの3つのステップを英語学習にどのように取り入れていくのかについて1つずつ解説していきます。

ここで紹介する方法を実践すれば、英語学習を習慣化させて容易に継続させることができるようになるでしょう。

ぜひ参考にしてください。

トリガーを作るには?

トリガーを作る際には、下記の3点に留意することが必要です。

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トリガーを生み出す要因特徴
既存の習慣既に習慣となっている動作を新しく習慣にしたいものを抱き合わせる
場所目標の行動をする場所を具体的に決めておく
時間目標の行動をする時間を具体的に決めておく

これらの要素を英語学習に当てはめてみると、下記のようになります。

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トリガーを生み出す要因英語学習における例
既存の習慣・めざましを止めた後は単語の学習をする・歯磨きが終わったら洗面所でシャドーイングをする
場所・帰宅後、英作文をリビングのソファの左側に座って行う・通勤の電車に乗車して、次の駅に着く前に多読アプリを起動させる
時間・退勤後、帰宅するのが20時なので、20時15分からオンライン英会話を受講する

上記の例を参考にしながら、あなたの「既存の習慣」・「場所」・「時間」をもとにトリガーを作り出してみてください。

行動を続けていくためには?

行動を続けていくためには、下記の3つのハードルについて留意する必要があります。

障壁が少なく弱いほど、行動が持続する可能性が高まるでしょう。

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ハードルの種類特徴
心理的ハードル情意フィルターを低くしたり、苦手意識を払拭する
物理的ハードルトレーニングを行うにあたって、準備がいらない状態にする
知識的ハードル「知らない」「わからない」を無くしておく

これらのハードルを英語学習に当てはめると、下記のようになります。

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ハードルの種類英語学習における例
心理的ハードル・苦手な物に対するとらえ方を変える=英語のスピーキングの練習をしてみる。恥ずかしいけど、自分を成長させるチャンスだと前向きにとらえる。
物理的ハードル・スマホやイヤホンは充電しておく・学習ができる環境を整えておく
知識的ハードル・英語ができる人に、自身の英語力の課題をどう解決するかを聞いておく知っておく

あなたの英語学習を阻むハードルは何ですか?そのハードルに合った対策法を考えましょう。

報酬をどう得ていくか?

報酬には下記の3種類あり、トレーニングの継続を促すものと、英語学習自体の継続に寄与するものがあります。

直近かつ多面的な報酬だと、持続的な行動につながりやすいです。

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報酬の種類特徴
機能的報酬行動そのものから直接的に得られるもの
情動的報酬特定の行動や結果に対する感情的な応答や体験
社会的報酬社会的な環境や他者からのポジティブなフィードバックやインセンティブ

下記の表は、これらの報酬を英語学習に当てはめてみたものです。

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報酬の種類英語学習における例
機能的報酬・シャドーイングの精度が上がり、音声知覚が向上する・知っている単語数が増える・仮定法を使って英作文ができるようになる
情動的報酬
・映画を英語で理解できて嬉しい・海外旅行で英語学習の成果が感じられて誇らしい。
社会的報酬・昇格あるいは昇給する・上司から努力を認められる・海外赴任に行けるようになる

あなたの性格やライフスタイルに合わせた報酬を設定しましょう。

習慣化の3ステップを生かすために

前章では、英語学習での実例を挙げながら習慣化の3ステップについて紹介しました。

例を参考にしながら、英語学習を習慣化させるためのあなたオリジナルの3ステップについて考えてみましょう。

考えることができたら、それぞれのステップが適切なものであるか下記のチェックリストを使いながら確認してみてください。

チェックリストに当てはまるほど、英語学習の習慣化を達成できる可能性が高まるでしょう。

トリガー面

□既存の習慣(歯磨きや就寝など)とトレーニングが結びついていますか?

□トレーニングを行う場所は決まっていますか?

 □トレーニングを行う時間は具体的に決まっていますか?

行動面

□トレーニングに取り掛かる際に心のハードルはありませんか?

□トレーニングをする際に周辺環境を整える必要はありますか?

□ご自身の英語力の課題、各トレーニングの実施目的はご存知ですか?

報酬面

□各トレーニングや1日の学習時間を達成した際の報酬を設定できていますか?

□ご自身で、英語学習の成果について実感しながら勉強をしていますか?

□英語ができるようになると、どのような報酬を得られますか?(この問いに対する答えを自分の中に明確に持っていますか?)

習慣化を実現するには?

上記の3ステップを参考にしながら、英語学習の習慣化をすることを目指していきましょう。

この記事を読んで、習慣化の方法ややり方について理解できた人も多いでしょう。

しかし、頭では実際に理解できていたとしても、実際に行動に移し、それを継続的に行っていくことは簡単なことではありません。

そんなあなたにおすすめしたいのが、プログリットです。

プログリットでは、これらの習慣化の理論を元に、英語コーチングを行っています。

専属のコーチが、あなたのライフスタイルに合わせてオーダーメイドの「サボれない」学習計画を立案します。

毎日2〜3時間の英語学習時間を確保できるとともに、コーチが2人3脚であなたの英語学習をサポートしてくれるため、高いモチベーションを維持することが可能です。

結果として、英語学習を「習慣化」させて、短期間で効率的に英語力を伸ばすことにつながるでしょう。
興味がある方は、早速無料カウンセリングを受けてみてください。

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まとめ

この記事では、英語を上達させるためのコツとして、「学習生産性の向上」「まとまった投下時間の確保と継続」の2つが必要不可欠であることを説明しました。

「学習生産性を向上」させるためには、下記のプログリットが提唱した理論「英会話の5ステップ」の中で自分が何につまづいているのかを正確に把握し、その弱点を克服するために効果的な学習方法を選んで行うことが大切です。

リスニングのプロセス

STEP1: 音声知覚聞こえてきた英語の音声を認識するプロセス
STEP2: 意味理解聞こえてきた英語の単語や文章の意味を理解するプロセス

スピーキングのプロセス

STEP3: 概念化頭の中で何を伝えるか考えるプロセス
STEP4: 文章化言いたいことを英語の文章に変えるプロセス
STEP5: 音声化文章化した英語を口に出して音声にするプロセス

1日のスケジュールをゼロベースで考えて毎日英語学習時間を2〜3時間捻出することで、「まとまった投下時間の確保」が実現します。

そして英語学習を継続させるためには、下記の「英語学習の3ステップ」にご自身に合った内容を当てはめて何度も繰り返すことが大切です。

  • トリガー(=行動が生じるきっかけ)
  • 行動(=目標とする行動)
  • 報酬(=行動によって得られるもの)

こちらの習慣化の実践に不安や課題感を持つ方は、英語コーチングのプログリットで、英語のプロと共に英語学習の習慣化を目指しましょう。

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