目的は2つあります。

1つは勤務先で英語が必要だからです。現在、海外のグループ会社を含めたグローバル人事の部署にいて、積極的に参画したいプロジェクトには英語力が必須だったので、もっと勉強しなければと思ったんです。

2つめは、自己研鑽に励みたくなったからです。人材育成の業務の一環で、社内外の有識者や専門家と接する機会があるのですが、経営者などの多忙な皆さんが本当に勉強家なので、見習いたいと考えていました。自分のスキルを高めたい気持ちと英語学習が結びついたんです。

アメリカ駐在を終え、英語に触れる機会が減ってしまい、これでは英語力が落ちてしまうという焦りもありました。

約2年行っていたのですが、赴任地ではプロバイダの接続から何もかも自分で電話をかけてセットアップしなくてはならず、かなり苦労しました。また、日々、英語でのコミュニケーションが中心となるので、だいぶ鍛えられたと思います。でも論理的に学習したわけではなく、きちんと学びたい思いはありました。

平日は3時間、土日は3時間半のカリキュラムはキツかったですが、目的がはっきりしていたので何とかやり遂げることができました。

僕は夜になると眠くなる朝型なので、毎朝5時に起きてすぐシャドーイングを始めるようにしました。あとは出勤の電車の中、始業までのスキマ時間や昼休みを使ってチョコチョコ進めると3時間くらいは確保できるものなんです。やり残したものがあったら帰りの電車でやることもありましたが、1日の前半にほとんどやり終えられるようにしていました。

いいえ、いくら朝型と言っても、5時に起きていきなりシャドーイングをスタートさせるのは辛かったです。でも、2週目からは少しずつ慣れていきました。

いや、僕は結構リスニングが弱くて、コンサルタントの方が、シャドーイングが効果的だといって勧めてくださったので必死でやりました。最初の頃はしっかり話せるまで何度も録音をやり直していたのですが、コンサルタントさんから「そんなに完璧じゃなくていいですよ」とアドバイスをいただき、少しマインドが変わった気がします。聞き取れていない英文を喋ることに抵抗があったのですが、「これでいいんだ、もう、そのまま喋ろう」と開き直りました。

メンターです。コンサルタントの方がいなかったら心が折れていました（笑）。業務が多忙で計画通りできなかった日もあったのですが、「明日やります」といえば、それを受け止めてくださいました。後で聞いたら「吉村さんは、ちゃんとマネジメントできている人なので敢えて何も言いませんでした」とおっしゃっていました。僕の性格も分かった上で、すごくよく見てくださっているので信頼していました。

オンライン英会話を試したこともありましたけど、自分に甘えが出てしまって続きませんでした。サボれるものならサボりたいので（笑）、伴走は絶対に必要だったと思います。

英語力がなかなか向上していない時はしんどかったです。そこに業務が多忙だったりするとストレスが増しました。

コンサルタントの方のフィードバックです。本当によく見ていてくださって、以前はできなかったことができるようになっていたと気づかせてくださったり。成長していることが分かると「頑張ろう」と思えました。あとは受講中に海外出張に行って現地の方と話した時、思考の言語化が以前よりスムーズにできていて、そこそこ長い文章を話せていたことに気づき、「効果が出てきた」と思えたから乗り越えられました。

はい。プロジェクトに加わり、遂行できた点も評価されましたし、現在はイギリスから出向しているメンバーもいるチームのマネージャーをしています。英語での業務遂行も評価には含まれているはずなので、キャリアにも影響していると感じています。

時間の使い方です。さっきもお話したようなスケジュールで、毎日3時間、午前中だけで英語学習の時間が確保できるという大きな気づきがありました。プログリット受講後に働きながら経営大学院にも通ったのですが、「時間は作れる」と思っていたからできたことだと思います。

自社の事業拡大に貢献できるような業務には、英語力が必須となってきます。個人的には英語力が増したことで、自分が貢献できるフィールドが拡がってきている手応えを感じているので、これを加速させていきたいです。

学びたいという気持ちを持っている方には全力で応えてくれるプログラムなので、安心して任せていいのではないでしょうか。また、コンサルタントとは1対1で向き合ってやっていくので、私のシャドーイングの録音のように、できていない部分も恥ずかしがらずに早めに全部さらけ出すと、成長が早いと思います。