業務上、3カ月で絶対に英語力を身につけたい自分にぴったりでした
勤め先の製薬会社がグローバル方向に加速していき、将来的なことを考えると英語力は必須だと感じていた沼さん。そこに3カ月後に英語必須の職場環境になることが決定しました。リミットのある中でプログリットの「3カ月で仕上げる」というキーワードが響き、受講を決意。3カ月のマインドの変化や動機づけを伺いました。
-英語学習の目的について教えてください。
沼
「英語」以外のキャリアビジョン、キャリアプランは自分の努力で切り拓けている実感はあったものの、英語だけは自信がありませんでした。
勤め先の企業自体がグローバルの方向にどんどん加速していることもあって、「英語学習をしなくては」と焦る気持ちがありました。
その時、3〜4カ月後に会社が更に新しくグローバルの方向に大きく舵を切ることが決まり、ある程度の英語力が必須になったのです。「3カ月で仕上げる」というのはプログリットのウリの一つ。自分にとって、これがとても魅力的でした。
-プログリットを選んだ理由とは?
沼
先ほども言ったとおり、「3カ月で英語力が身につく」というところです。自分に残された期間もちょうど3カ月。英語学習をダラダラやるより、3カ月でどこまで伸びるのか。自分のタイミングと、プログリットのメソッドがちょうど噛み合いました。
-プログリットを受ける前はなにか英語学習をしていましたか?
沼
ネイティブの講師がいる英会話スクールに通っていました。
実はこの英会話スクールで、ある程度英語力がついた気がしていたのですが、いざ英語の会議に出席したら、思ったより聞き取れなかったんです。推測ですがネイティブの講師は、会話のスピードを緩めたり、分かりやすい単語を使用したり、受講者の英語力に合わせて会話レベルを変えてくれていたんだと思います。私はそれを自分の英語力が向上したんだと勘違いしていました。英語で会話することに慣れるという意味で一定の役割は果たせたのですが、英語を仕事に活かす、実践できる自信にまでは繋がりませんでした。
-プログリットの受講料に投資することに躊躇はありませんでしたか?
沼
やっぱり高額だし、家族の理解を得るのはとても大変でしたよ(笑)。
前述した英会話スクールも高額だったのに私が効果を出せなかったので、妻は「またやるの?意味あるの?」とあきれ顔でした。
ただ、私の中では3カ月後に新しいポジションになる可能性が高かったため、思い立ったその時に、3カ月、とことん集中してやってみたかったんです。
私にとって「3カ月で英語が身につく」というのは、そのくらい大きな意味がありました。
限られた3カ月、 英語が苦手な自分が、プログリットのメソッドで勝負をかけたくなったんです。「藁にもすがるような思い」というのか、受講料は高額ですが、ここで何とか仕上げられないだろうかと、賭けてみることにしました。
-プログリット受講は人生の中でも特別な3カ月になりましたか?
沼
はい、なりました。なりましたよ。めちゃくちゃしんどかったし(笑)。
3カ月限定だと思ったから頑張れました。夜7時から10時の3時間は、スケジューラーで予定をブロックして学習時間を捻出しました。
-学習時間捻出について、もう少し詳しく教えてください。
沼さん
朝イチは頭がすっきりしているので8時から9時はシャドーイングの時間にしました。
それから夜の3時間は前述のように基本的に学習時間に充て、前倒せるものは日中のスキマ時間にやりました。スキマ時間というのは、今までは休憩していた仕事の合間の時間です。英語学習のために1日4時間は確保するようにしていました。
-受講中、大変だった時期はありましたか?
沼
受講開始して1カ月、なかなか効果が表れなかった時です。
英会話スクールだと「今日も外国人の先生と話した」という満足感が得られますが、プログリットの場合は特段、そういう授業があるわけではありません。「英語は外国の方と話してなんぼ」という先入観が自分にもあったので「これでいいのか」と、めちゃくちゃ悩みました。
受験英語と違うことをしたいと思って受講したのに、与えられた課題をこなすことって受験英語っぽく感じて、自分が成長している評価をどのように得たらいいんだろうかと考えた1カ月でした。
-苦しい1カ月を超えられた理由はなんですか?
沼
私の場合、指標があった方が手応えを感じるので、VERSANTを受け始めたのが良かったです。
これまで英語の指標はTOEICと英検しか知らなかったんですが、VERSANTを知ってからは、至るところで目に付き始めました。よくよく見たら勤め先のジョブポスティングにも、VERSANTのスコアについて書いてあったんです。英語力を評価する新機軸だと感じたので、この点数を伸ばすことが励みになりました。
-ラーニングカーブを超えた瞬間について教えてください。
沼
VERSANTを受けるうちに、明らかに点数が伸びて手応えを感じ始めた時があったんです。2カ月目くらいでしょうか。「あれ?もしかして聞き取れてるのかな?シャドーイングをやっているからなのかな?」と。
明らかに点数に表れ始め、最初の1カ月の地道な基礎が効いてきたことを実感しました。それまでコンサルタントの方にも「効果が出ない」と文句を言ってたんですけど(笑)、「効いてきた」と手応えを感じました。
単語や熟語を繰り返しやっていた1カ月目に、この効果が約束されていたらもっと頑張れたかもしれません(笑)、
本当にしんどかったので。
-プログリットを受講して、変わったことを教えてください。
沼
英語に対する抵抗感が一切なくなりました。
チャット、メール、英語での会議、受け身の立場の場合は全て大丈夫です。ある程度自信がつきました。
とはいえ、私が目指しているのは会議でファシリテートできるレベルの英語力なので、それにはまだまだ修業が必要です。今は予定通りグローバルの部署になり、業務で使う英語量は増えています。英語力をもっと伸ばしたいので、またエンジンを掛けて学習時間を確保しなくては、と思っているところです。
余談ですが、プログリット受講後、学習習慣を活かして別の資格を取得できたこともよかったです。
-ご家族の反応は?
沼
妻は私に英語力がついたことを感じているようで、とても喜んでくれています。高額投資が無駄にならなくてよかったです(笑)
-最後に、プログリットを検討している方にひとことメッセージをお願いします。
沼
「英語を使ってどんな自分になりたいか」を思い描いて、3カ月必死になることが重要だと思います。コンサルタントはその理想像に向かって、最短の道を示し、伴走してくれる人。私は多読のテキストが自分に合わないと思ったら同じレベルで違うテキストに変更してもらったり、かなり細かい点まで具体的に相談しました。
プログリットの良さは受講した人にしか分からない部分があって、人に薦めるのが難しいんです。
受講すればすぐに良さが分かるんですが(笑)