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英検ライティングにはコツがある!構成や使える表現など合格する書き方を解説!

英検では、3級以降の一次試験で筆記問題が出題されます。しかし、リスニングやリーディングの勉強はしたことがあっても、ライティングの勉強はどうしていいか分からないという方は多いのではないでしょうか。この記事では、英検ライティングのコツをご紹介していきます。

もくじ

ライティングの攻略なくして英検合格はあり得ない?!

みなさんは、英検®(※)にライティング問題があるのをご存知ですか?

英検では、3級以上になると一次試験でライティング問題が一問出題されます。

「なんだ、たったの一問か」と思ったそこのあなた!

ライティングの問題数はいずれの級においてもわずか一問ですが、問題数が少ないからと言ってあなどってはいけません。

なぜなら、英検ではCSEスコアを導入しており、ライティングで一定以上の点数を取らなければ、合格することができないようになっているからです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。以下、「英検」と言います。

英検CSEスコアとは?

英検は、かつては合否判定のみを結果として表示していました。しかし、世の中のグローバル化に伴って英語力を国際的な指標で表す必要性が高まったため、CSEという国際的なスコア尺度に基づいて英語4技能を評価する、英検CSEスコアの成績も表示されるようになりました。

そして、このCSEスコアには今までの合否判定と同様に英語4技能を総合的に評価するトータルスコアと、読む・聞く・書く・話すの各技能のレベルを評価する技能別スコアがあるのです。

ちなみにCSEとは、「Common Scale for English(英語のための共通尺度)」の頭文字です。

※) 2016年度第1回検定より、英検4級・5級においてスピーキングテストが導入されました。英検4級・5級の合否は従来どおり一次試験のみで判定されますが、スピーキングテストも一次試験とは別に合否を判定されます。

出典: https://www.eiken.or.jp/cse/

「公益財団法人 日本英語検定協会」サイトより、個人成績表

①英検CSEスコアのトータルスコア
②英検CSEスコアの技能別スコア
③合否ポジションを示す英検バンド(※)

※)英検CSEスコアと合否をもとに判別する英検バンドで「合格ラインとのキョリ」が分かりやすくなります。詳しくは公式サイトをご確認ください。

なぜ一問しか出題されないライティングが重要なのか?

英検CSEスコアについては分かりましたが、なぜ英検CSEスコアでは、一問しかないライティングの問題が重要になるのでしょうか?

その理由は、英検CSEスコアの2つの特徴にあります。

①英検CSEスコアでは、問題数に関係なく各技能にスコアが均等に配分されています。そのため、技能ごとに1問あたりのスコアへの影響が異なります。つまり、一問しか出題されない筆記問題においては、その一問の配点がとても大きくなるのです。
 ②もう一つの特徴は、合格するために技能のバランスが重要になるということです。日本英語検定協会によると、2016年度第1回一次試験では、1級・準1級は各技能での正答率が7割程度、英検2級以下は各技能での正答率が6割程度の正答率の受験者の多くが合格しているとされています。つまり、どれか一つの技能でも大幅に基準を下回ってしまうと、その他の技能がいくら高得点でも、合格できない可能性が高いということです。

以上の理由から、英検合格のためにはライティングで高得点を取ることが重要になってくるのです。

英検ライティングを攻略するには?

英検合格においてライティングが重要であることは分かりましたが、一体どのように対策すればいいのでしょうか?

リーディングやリスニングの勉強をしたことはあっても、ライティングはどう対策したらいいか分からないという方はいらっしゃると思います。

この記事では、文の構成や使える表現など、英検の筆記問題に合格するための英作文の書き方をご紹介していきます。筆記問題の対策をしたいという方は是非ご覧ください。

英検ライティングのコツ①英作文の手順

何もアイデアがない状態でいきなり英文を書いていくのは誰でも難しいですよね。英作文をする際には、以下のように順を追って英作文していくようにしましょう。

書き方の手順①自分の考えを決める

英検に限らず、英作文の書き方の基本は、最初に文の構成を決めることです。

特に英検の筆記問題では、あるトピックについて自分の意見を問われる形式なので、最初に構成を決めて論理的な文章を書いていくことが重要です。

AかBか、賛成か反対かなど、どちらか一方の意見を選んで英作文するので、まずは、どちらの意見で書くのかを決めましょう。

この際、回答と自分の意見を一致させる必要はなく、常識的に正しい方の意見を選ばなければならないということもありません。あくまでも、「正しい英語で書けるかどうか」が問われます。

そのため、意見を選ぶ際には、理由を英語で書きやすい方を選択するようにしましょう。

書き方の手順②具体的な理由を決める

次に、自分の意見に対する理由を考えます。

いくつか簡単に書き出した中から、英語で書きやすいものを選びましょう。

書き方の手順③英作文する

内容を考えたら、次は英作文です。正確な単語と文法を使って書いていきましょう。

一つ英作文するときのコツをご紹介しておくと、英語で何と書いていいか分からないときには、パラフレージングで乗り越えましょう。

パラフレージングとは、「言い換え」のことです。例えば以下の文を見てください。

「英語は世界中で使われている言語ツールであるため、それがあれば世界中の人と話すことができます。」

この日本語をそのまま英語にしようとすると、何と言えば良いのか少し迷ってしまいませんか?こういった複雑な日本語は、もっとシンプルな日本語に直してから英語に変換しましょう。例えば私なら、以下のように言い換えます。

「英語がなければ、他の国々の人と話すことができません。」

こちらのシンプルな日本語を英語に直すと以下のようになります。

「Without English, we can’t talk with people in other countries.」

このように、「自分が英語にしやすい日本語で考える」ことで、随分英文を作りやすくなります。

また、決まった構成に沿って英作文することも重要です。構成については後ほどご説明します。

書き方の手順④最後に読み返す

英作した後は、正しい英語で書けているか必ず最後に読み返すようにしましょう。確認する際にみるべきポイントは以下です。

①トピックに沿った回答になっているか
トピックから逸れた回答は、いくら正しい英語で書いていても不正解です。トピックに対応した内容になっているか今一度確認しましょう。

②スペルや文法の間違いはないか
スペルや文法のミスで減点されないように、ミスがないか確認しましょう。特に以下のような点には注意です!

・名詞の単数/複数
・冠詞
・動詞の時制
・三単現のs/es
・品詞/綴り
・動詞の語法(自動詞/他動詞)



助動詞・不定詞・受動態・比較級などの使い方も復習しておきましょう。

書き方の手順まとめ

  • 自分の考えを決める
  • 具体的な理由を決める
  • 英作文する
  • 最後に読み返す

英検ライティングのコツ②英検3級・準2級

それではここからは、級ごとに書き方のコツをみていきましょう!まずは英検3級と準2級です。

英検3級と準2級では、英語の質問に対する自分の考えとその理由を2つ英文で書く筆記問題が出題されます。解答語数の目安は、3級が25〜35語、準2級が50〜60語となっています。

書き方のコツ

①文章構成は「結論⇒理由1⇒理由2」の順で書く。
②いくつか理由を考えて、その中から英語で表現しやすいものを2つ選んで書く。

英検3級

英検3級では、以下のような問題が出題されます。

例題)
Which do you like better, summer or winter?

解答例)
I like winter better than summer.
I have two reasons.
First, we have many big events like Christmas and New Year’s Day in winter.
Also, I love snow. I get excited when I see snow.

英検準2級

英検準2級では、以下のような問題が出題されます。

例題)
Do you think cell phones are good for students?

解答例)
I think cell phones are good for students.
There are two reasons.
First, by using cell phones, they can get much information such as weather, traffic conditions and so on.
Second, they can communicate with our friends anytime or anywhere.
So it is good for students to have sell phones.


上記のように、最後にもう一度考えを述べることもできます。

英検3級と準2級は語数が多くないので、シンプルに解答を述べるだけでOKです。正確な文法を使って減点を防ぐことを意識しましょう。

英検ライティングのコツ③英検2級・準1級

次に、英検2級と準1級の筆記問題のコツをみていきましょう。

英検2級と準1級では、指定されたTOPICについて自分の意見とその理由を述べる筆記問題が出題されます。解答語数の目安は、英検2級が80〜100語、準1級が120〜150語となっています。

また準2級までと違い、英検2級以上では文章が長いため、文全体の構成をしっかり考えなければなりません。文構成の組み立て方も、ここでご紹介します。

書き方のコツ

英検2級と準1級の採点基準は以下の4点です。ライティングする際にはこれらを意識するようにしましょう。

①内容:課題で求められている内容が含まれているか

TOPICでは、ある事象に対する賛否が問われます。言っていることの内容が正しいかどうかは関係ないので、書きやすい方を選んで書いて下さい。この際大切なのは、的はずれな解答をしないようにまずはTOPICをよく理解するということです。求められていることは何かを正確に理解した上で解答しましょう。また、「ああ思うけど、こう思う」といったような曖昧な意見ではなく、はっきりと意見を決めることも重要です。

②構成:英文の構成や流れが、分かりやすく論理的か
英作文には、決まった型が存在します。「意見・立場の表明⇒理由の説明⇒結論(再度、意見・立場の表明)」の構成に沿って英作文しましょう。

③語彙:課題にふさわしい語彙を正しく使えているか
英作文では、複雑な語彙やこなれた言い回しを使う必要はありません。自分が分かる語彙を使って正確に書くことを意識しましょう。

④文法:文構造にバリエーションがあり、それらを正しく使えているか

できるだけミスを避けることはもちろん大切ですが、英検2級・準1級レベルになってくると、接続詞・関係代名詞などを使って表現にバリエーションを持たせることも重要です。また、英語は表現の繰り返しを避ける言語です。同じ言葉ばかり使わず、使える表現をいくつか持っておいて状況に応じて言い換えるという意識も持っておきましょう。

英検2級

英検2級では、理由を書く際のヒントとして、「POINTS」(キーワードとなる単語)が3つ提示されます。英検2級では、「POINTS」を使うかどうかは自由ですが、上手く利用することをおすすめします。「POINTS」は、両方の立場で使えるものもあればそうでないものもあるので、注意しましょう。

準1級

準1級では、「Agree or disagree:〜」の形か、「Do you think 〜 should(need to)…?」の形でTOPICが提示されます。

TOPICの内容は、政治・経済・モラル・環境・教育・医療などに関する、時事・社会的なものが多くなっています。英作文で使うべきキーワードが「POINTS」として4つ示されますが、そのうち2つを選んで主張の根拠を述べる必要があります。

また、構成も指定されており、「Introduction(導入)⇒Main body(本論)⇒Conclusion(結論)」の流れで英作文することが求められます。準1級は120〜150語と文字数が多いので、本文ではただ理由を述べるのではなく、理由の根拠や具体例などを説明するようにしましょう。

準1級で使える決まり文句

準1級はライティング語数が多いですが、Introduction(書き出し)とConclusion(結論)の決まり文句を覚えておくことで、ライティング時間を短縮することはできます。

Introduction(書き出し)

◆「agree or disagree」問題の決まり文句
I agree with the idea that 〜, and I have two reasons for this.
◆それ以外の問題の決まり文句
I believe that 〜 should …, and I have two reasons for this.


Conclusion(結論)

For these reasons, I believe 〜. / That’s why ~.

英検ライティングのコツ④使える表現

先程、英検準1級解説の際に少しご紹介しましたが、英検ライティングでは「決まり文句」を上手く使うこともコツの一つです。

ここでは、英検ライティングで使える決まり文句を、いくつかのカテゴリーに分けてご紹介していきます。決まり文句を知っているかどうかで、英作文の精度は大幅に変わりますし、ライティング時間も短縮できます。是非覚えて使ってみてください。

英作文で使える表現①意見・立場を表明する

私は〜だと思います。
I think that〜.
I believe that〜.

私は〜だと思いません。
I don’t think that〜.
I don’t believe that〜.

英作文で使える表現②理由を説明する

なぜなら〜だからです。
because〜.
This is because〜.

英作文で使える表現③理由を列挙する

理由は〜つあります。
I have 〜 reasons.
There are 〜 reasons.

1つ目の理由は〜
First, 
The first reason is〜

2つ目の理由は〜
Second, 
The second reason is〜

また(加えて)
Also,
In addition,

最後に
Finally,
Lastly,

英作文で使える表現④具体例を示す・言い換える

例えば
For example
One example is〜
such as

言い換えると
In other words,

英作文で使える表現⑤結論を述べる

だから(それ故に)
So
That’s why
Thus
Therefore
For these reasons,

英作文で使える表現⑥一般論を述べる

一般的には〜と言われています。
It is generally said that〜.

テンプレート表現や英作文についてもっと知りたい方へ

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習慣化の3ステップを取り入れる

プログリットでは、行動経済学の観点から、学習の習慣化に対して3つのステップを提唱しています。具体的に、以下の三つを繰り返し行うことが求められます。

  • トリガー(=行動が生じるきっかけ)
  • 行動(=目標とする行動)
  • 報酬(=行動によって得られるもの)


「トリガー」とは行動が生じるきっかけで、日常の小さな習慣や特定の場所・時間がこれに該当します。次に「行動」目標とされる具体的な行為であり、心理的・物理的・知識的な障壁が少ないほど、特定の行動を継続させやすくなります。「報酬」行動を続ける動機付けとなるもので、直接的かつ多面的な報酬が効果的です。これらのステップを学習に適用することで、習慣化を促進し、より効率的に目標を達成することができます。

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英検ライティングのコツまとめ

この記事では、文の構成や使える表現など、英検の筆記問題に合格するための英作文の書き方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

3級以降の一次試験で必ず一問出題される筆記問題。合格のためには、この筆記問題である程度の点数を取得することがマストです。たった一問とあなどらず、しっかりと対策をして試験にのぞみましょう。
このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。

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Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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