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英語の敬称の使い方完全ガイド!Mr.、Mrs.、Msなど

日本語にも「様」や「先生」等、いろいろな敬称がありますが、英語にも様々な敬称があります。ここでは、よく知られている「Mr.」「Mrs.」「Ms.」などの敬称から、特定の職業につく敬称まで、英語の敬称とその使い方についてご説明します。

もくじ

英語の敬称の使い方をマスターしたい方へ

日本語にも「様」や「さん」「先生」等、いろいろな敬称がありますが、英語にも実は様々な敬称があります。

敬称は相手への敬意を示す大切な表現です。しっかりマスターして正しく使いたいですよね。では、英語の敬称にはどのようなものがあり、どう使い分ければ良いのでしょうか。詳しくみていきましょう。

英語の敬称一覧

英語には次のような敬称があります。性別によって変化する敬称、職業による敬称に分けてご紹介します。

性別による敬称

性別によって変化する敬称は以下の通りです。

英語の敬称性別など
Mr.男性
Ms.女性
Mrs.既婚女性
Miss未婚女性
Sir男性
Ma’am女性
Mx性別を表したくない人

職業による敬称

特定の職業に付く敬称もあります。主な敬称は以下の通りです。

英語の敬称日本語での意味
Doctor医師/博士
Professor教授
General軍の将官
Pope教皇
President大統領
Senator上院議員

英語の敬称の使い方①性別

性別による敬称の使い方について、具体的にご説明します。

男性の敬称「Mr.(ミスター)」

「Mr.(ミスター)」は男性の敬称です。「Mister(ミスター)」の略です。未婚・既婚問わず使用できます。

「Mr. Tanaka」「Mr. Akira Tanaka」のように姓または姓名の前につけて使用します。下の名前だけにつけて使用することは通常ありません。

女性の敬称「Ms./Mrs./Miss(ミズ/ミセス/ミス)」

女性には下記の通り複数の敬称が存在します。

「Ms.(ミズ)」=女性全般
「Mrs.(ミセス)」=既婚女性
「Miss(ミス)」=未婚女性

「Mr.」と同様、姓または姓名の前につけて使用します。

相手が未婚女性か既婚女性かわからない場合には「Ms.」を使用します。また、未婚女性、既婚女性ともに、未婚か既婚かによって呼び方を区別されるのを好まない方は多いようです。そのため、相手が結婚しているかどうか知っていたとしても「Ms.」が使われるのが一般的です。

以上のことから、男性には「Mr.(ミスター)」、女性には「Ms.(ミズ)」を使用する、と考えておいて良いでしょう。

なお、「スミス夫妻」のように夫婦関係を表したい場合、「Mr. and Mrs. Smith(ミスター&ミセススミス)」のように「Mrs.(ミセス)」をあえて使用することもあります。

その他の性別による敬称

これまでにご紹介した、「Mr.」「Ms.」等の敬称は、相手の名前に付ける敬称です。では、相手の名前がわからないときはどうすればよいのでしょうか。

相手への敬意を示す表現として、男性に対する「sir」女性に対する「ma’am」があります。以下のように、名前がわからなくても使えます。

英文:Excuse me, sir.
和訳:(男性に対して)すみません。

英文:May I help you, ma’am?
和訳:(女性に対して)ご用はございますか?


女性に対する「ma’am」は、元々は身分のある女性を表す「madam」からきているのですが、この表現を「年配の女性を表す」と捉えて好まない女性も中にはいるようです。

また、比較的新しい敬称として「Mx(ミクス)」があります。これらは相手の性別を特定しない、性に中立な敬称です。合わせて覚えておきましょう。

英語の敬称の使い方②職業別

続いて、職業別の敬称について詳しくご紹介します。

医師や教授など「先生」を表す敬称

日本では、学校の先生だけでなく、病院の医師や大学教授等も総じて「先生」と呼ぶことが多いでしょう。英語ではこれらの職業に当たる敬称は下記のようになります。

  • Doctor(医師、博士)
  • Professor(教授)

「Doctor」は「Dr.」と略されます。「Professor」の略称は「Prof.」です。

英文:Please call Dr. Smith.
和訳:スミス先生を呼んでください。

英文:This book is written by Professor Yamada.
和訳:この本の著者は山田教授です。

なお、学校の先生は、「Mr. Tanaka(田中先生)」「Ms. Brown(ブラウン先生)」のように、性別を表す敬称で呼ばれるのが一般的です。

特定の職業を表す敬称

その他、特定の職業に付される主な敬称には以下のようなものがあります。

  • General(軍の将官、将軍、司令官)
  • Pope(教皇、司祭)
  • President(大統領)
  • Senator(上院議員)

その職業や階級への敬意を表して、「General Williams(ウィリアムズ将軍)」「Pope Paul(パウロ教皇)」のように使用されます。

英語の敬称の使い方 まとめ

英語の敬称についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?英語にも様々な敬称があることがご理解いただけたかと思います。

相手への敬意を示す敬称の大切さは、日本でも海外でも同じです。敬称の使い分けをマスターして、正しく使っていきましょう。

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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