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ask 人 to doを徹底解説!文法、用法、例文など

「ask 人 to do」を使いこなしていますか?英語の本や映画、ネイティブの会話などでよく耳にする、使い勝手の良い表現です。「ask 人 to do」のいろいろな使い方を、例文をたくさん使って解説しているので、しっかり覚えて使いこなしてみてください。

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もくじ

「ask 人 to do」ってどういう意味?

「ask 人 to do」は「人に〇〇するように頼む」や「人に〇〇するようにお願いする」という意味の英語です。英語の「do」の部分に様々な動詞を入れる事で、〇〇の部分が変わります。中学校で習う文法ですが、ネイティブの会話でも聞くことの多い、よく使われている表現です。今回はこの表現のいろいろな用法を、例文を交えて分かりやすく解説していくので、ぜひマスターして使ってみてください。

「ask 人 to do」の文法

はじめに「ask 人 to do」が文法的にどういう構造になっているのかを見ていきます。「尋ねる」や「お願いする」という意味の英語の「ask」の後に「人」がきていることで、この「人」がお願いされている対象になっています。そして、その後についている不定詞の「to do」がお願いの内容を表しています。例文でみていくとわかりやすいです。

I ask Bob to sing. 
私はボブに歌うようにお願いする。


このように「to do」部分にあたる「to sing」が私がボブにお願いしたことの内容を表しています。

文法で気をつけること:人の部分は目的格を使う

「ask 人 to do」の「人」の部分は個人名ではなく、「me」「you」などの代名詞でももちろん大丈夫です。ただこの場合、「me」「you」「her」「him」など目的格が使われるので注意してください。これはこの「人」がお願いをされている目的語のため、目的格になります。

「ask 人 to do」の用法1:他の人に何かを頼んだことを伝える

「ask 人 to do」のよく使われる用法は、話している相手とは他の誰かに、何かを頼んだことを伝える時です。例文です。

I asked my mom to make our lunch tomorrow. 
お母さんに明日のお昼を作ってくれるようにお願いしたよ。


We will ask Joe to join our soccer team. 
私たちはジョーにサッカーチームに入ってもらうようにお願いする。

○解説
どちらの例文も、会話に参加していない誰かに、何かをしてもらうようにお願いしています。形を覚えてしまえば使い勝手のいい表現です。

「ask 人 to do」の用法2:他の人に頼み事をしてもらう

「ask 人 to do」のもう一つの用法は、会話の相手に、他の誰かに頼み事をしてもらうようにお願いすることです。「Can you ask 人 to do」という形で覚えると使いやすいです。例文をみてみましょう。

Can you ask Joe to clean up his room?
ジョーに部屋を片付けるようにお願いしてくれる?


Can you ask her to help me?
彼女に私を助けるようにお願いしてくれる?

「ask 人 to do」の用法3:丁寧にお願いをする

最後に紹介する「ask 人 to do」の用法は、丁寧なお願いです。もちろんお願いをするだけなら、「Can you do…?」で「〇〇をやってくれますか」という意味になりますが、「Can I ask you to do…?」とすると「〇〇をお願いしてもいいですか」と丁寧なお願いになります。例文です。

Can I ask you to dance with me?
一緒に踊ってほしいのですが、お願いしてもいいですか。

Can I ask you to help me with my homework?

私の宿題を手伝ってもらいたんですが、お願いしてもいいですか。

「ask 人 to do」の用法:まとめ

「ask 人 to do」は英語の本を読んだり、映画を見たりするといろいろなところで使われている、とても便利な表現です。一度覚えてしまえば簡単に使えるので、ぜひ覚えてみてください。また、「ask」を「tell」や「want」などの動詞に変えることで他の表現にも応用できるので、いろいろ試してみてください。

Daisuke|監修者
プログリットのカリキュラム開発部:PGUマネージャー
英語コンサルタントを経験後、英語学習に関するデータ分析や自然言語処理・音声処理技術を用いた専用カリキュラムの設計・アルゴリズム開発に従事。現在は、「最高の英語学習を追求し、サービスをアップデートする」チーム(PGU)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に携わっています。
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