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英語で「雰囲気」は何て言う?「明るい雰囲気の人」「ムードのあるお店」など

「雰囲気」という言葉は、人に対して「明るい雰囲気」と言う時や場所に対して「良い雰囲気」と言う時など様々な場面で使われる為、英語に変換する際には場面に応じて表現を使い分ける必要があります。この記事では、「雰囲気」を表す英語表現を4つの場面に分けてご紹介します。

もくじ

英語で「雰囲気」は何て言う?

「雰囲気」という日本語には様々な意味がありますが、コトバンクのデジタル大辞泉では以下のように定義されています。

その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。ムード。
例)「明るい雰囲気の女性」「家庭的な雰囲気の店」「職場の雰囲気を壊す」「雰囲気のある俳優」

天体、特に地球をとりまく空気。大気。

英語には、「雰囲気」という言葉が持つこれらの意味を1語で表す単語は存在しません。「雰囲気」を英語にする時には、適切な表現をニュアンスに応じて選ぶ必要があります。

この記事では、「雰囲気」を表す表現を以下の4つの場面に分けてご紹介していきます。

①人の雰囲気
②場所の雰囲気
③環境の雰囲気
④大気としての雰囲気


それぞれ使い方の例も一緒にご紹介していくので、是非ご覧ください。

英語で雰囲気を表す表現①人の雰囲気

人の雰囲気を表現する時の「雰囲気」は、英語では「style」「vibe」「personality」などを使って表します。

例えば、「彼女の雰囲気が好きです。」という表現は以下のように言うことができます。

I like her style.
I like her vibe.
I like her personality.


「vibe」は「vibration(振動)」の短縮形でネイティブが日常でよく使う表現ですが、スラング英語に分類されることもあるので使う場面には気をつけましょう。

人の性格の雰囲気を表す表現

人の性格の雰囲気を具体的に表す際には、次のような表現が使えます。

明るい雰囲気の人
She is a cheerful person.

陽気な雰囲気の人
She is a vivacious person.

面白い雰囲気の人
She is a funny person.

落ち着いた雰囲気の人
She looks mature for her age.


このようなポジティブな表現を覚えておくと、コミュニケーションを取る上で役に立ちますよ。

英語で雰囲気を表す表現②場所の雰囲気

場所の雰囲気を表現する時の「雰囲気」は、英語では「atmosphere」「ambience」「vibe」などを使って表します。

例えば、「このレストランは雰囲気がとても良いです。」という表現は以下のように言うことができます。

This restaurant has a great atmosphere. 
This restaurant has a great ambience.
This restaurant has a great vibe.

レストランの雰囲気を表す表現

レストランの雰囲気を具体的に表す表現をみてみましょう。

明るい雰囲気のレストラン
a cheerful atmosphere restaurant

高級な雰囲気のレストラン
a fancy restaurant

落ち着いた雰囲気のレストラン
a relaxed atmosphere restaurant

お洒落な雰囲気のレストラン
a fashionable restaurant


気をつけていただきたいのが、和製英語の「ムーディ」です。「ムーディ」は「良い雰囲気」というような意味でよく使われますが、英語の「moody」は、以下のように「気分屋・不機嫌」などのネガティブな意味で使われる言葉です。

She is so moody.
彼女はとても気分屋です。


英語でレストランなどの場所がムーディ(良い雰囲気)だと伝えたい場合は、「moody」ではなく、「atmosphere」「 ambience」「vibe」などを使って表しましょう。

英語で雰囲気を表す表現③環境の雰囲気

環境の雰囲気を表現する時の「雰囲気」は、英語では「atmosphere」を使って表します。

例えば、「アットホームな雰囲気の職場です。」という表現は以下のように言うことができます。

The workplace has a homely atmosphere. 
The workplace has a relaxing atmosphere.

職場の明るい雰囲気を表す表現

職場の明るい雰囲気を表すときは以下のような表現を用いて表します。

positive work environment
positive work place culture
workplace with a positive atmosphere


また、風通しの良い職場であることを伝えたい場合は、「My office has an open door policy.」と言うこともできます。

気をつけたいのは、「アットホーム」という表現です。「アットホーム」は「居心地の良い雰囲気」を意味しますが、英語の「at home」はそれだけでは同じ意味として使うことはできません。「at home」という表現を使いたい場合は、「feel like」をつけて「feel like at home」のように言いましょう。

英語で雰囲気を表す表現④大気

地球をとりまく大気を意味する「雰囲気」は、英語で「atmosphere」と言い、以下のような単語と組み合わせて使用されます。

atmosphere gas
大気ガス

atmosphere observation
大気観測

atmosphere of the earth
地球の大気圏

atmosphere pollution
大気汚染

まとめ

この記事では、「雰囲気」の英語表現を様々ご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

「雰囲気」という日本語は1つの英語に置き換えることはできないということを念頭に置いて、シチュエーション毎に使い分けましょう。

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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