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英語で「やっぱり」「やはり」は何て言う?「やっぱり好き(よかった)」など

「やっぱり」という言葉は、物事が想定通りに進んだ時や最終的な意見を言う時など、使用するシチュエーションによって意味合いが大きく異なるため、1つの英語で言い換えることはできません。この記事では、シチュエーション毎の「やっぱり」の英語表現やスラングをご紹介します。

もくじ

「やっぱり」「やはり」の英語表現はシチュエーションごとに異なる!

日本語で「やっぱり」「やはり」という表現は、「やっぱりそうだった」「やっぱり好き」「やっぱりやっておけばよかった」など、様々な場面で使うことができる便利な表現です。そのため、この「やっぱり」「やはり」という表現は1つの英単語で言い換えることはできず、シチュエーションごとに適切な表現を使う必要があります。この記事では、「やっぱり」「やはり」の英語表現をシチュエーションごとにご紹介していきます。

「やっぱり」の英語表現①想定していた内容に対して「やっぱりね」「そうだと思った」

自分の想定通りのことが起きたときの「やっぱりね」は、「I thought so.」と言います。「I thought so.」の他にも「I figured.」「I knew it.」も同じニュアンスで使うことができます。ただ、「I knew it.」は「(情報として)既に知っていた」という意味でも使うことがあるため、言い方によっては「(言われなくても)知ってるよ。」というような少し嫌味な表現になってしまう可能性もあります。これらの表現が実際にどのように使われるのか、いくつか会話例をみてみましょう。

会話例1

コナー

Did you hear that? Ken will get a promotion next month!
聞いた?ケンが来月昇進するんだって!

岡田さん

I knew it would happen, he’s been working hard for it.
やっぱりね(そうなると思ってたよ)、昇進するために頑張ってたからね。

会話例2

コナー

You know what? She cheated on me again.
ちょっと聞いてよ、また彼女に浮気されたんだ。

サラ

As I thought, I told you she will never change.
思った通りね、彼女は変わらないって言ったじゃない。 

コナー

But I still love her.
でも僕はまだ彼女が好きなんだ。 

「思った通り」「想定していた通り」という表現を文頭に置く場合には、「As I though, 」「As I expected, 」を使うことができます。

「やっぱり」の英語表現②自分の意見や判断を変える「やっぱりこっちにします(こうします)」

レストランやお店でメニューを注文する際、最初に食べたいと思ったものから気が変わって「あっ、やっぱりこっちにする!」と変更することはありませんか?このように、自分の意見や判断を変更するときに使う「やっぱり」は「actually」です。「actually」は、「実際は」「本当は」「実は」といった意味ですが、「やっぱり」という意味でも使います。

会話例1

ウェイター

Hello, how are you? Are you ready to order?
こんにちは、お元気ですか?ご注文お伺いしてよろしいですか?

岡田さん

I’m good, thank you. Well, can I have an iced sweet tea? Oh, actually, I will have an iced coffee.
元気です、ありがとう。そうだな、冷たいスウィートティーもらえますか?あ、やっぱり冷たいコーヒーをください。

会話例2

サラ

Are you sure you don’t want to go to the party tonight?
本当に今夜のパーティー来ないの?

ミランダ

Actually, I will. I will be a little late though.
やっぱり行くわ。少し遅れるけどね。

サラ

Good. I will see you at the party then.
よかった。じゃ、またパーティーでね。

「やっぱり」の英語表現③過去の行いや判断を悔やむ「やっぱり~しておけばよかった」

過去の行いや判断を悔やんで「やっぱり~しとけばよかった」と言いたいときには、「should have + 過去分詞」を使って表します。口語表現では、「should’ve + 過去分詞」のように短縮して言うことが多いです。「should’ve 」の発音は「ʃúdəv」で、「シュダヴ」のように発音します。ネイティブは「I should’ve done it!(やっぱりやっとけばよかったー!)」という表現をよく使います。

例文1

英文 : Aww, it started raining! I should have brought an umbrella with me.
和訳 : あー、雨降ってきちゃった!やっぱり傘持ってくればよかった。

例文2

英文 : I should have gone to the event yesterday! Sounds like it was really worth it.
和訳 : やっぱり昨日のイベント行けばよかった!本当に良かったみたいだし。

「やっぱり」の英語表現④最終的に行き着いた結果について話す「やっぱり好き」「結局は」

色々と試してみて「やっぱりこれが1番好き(1番よかった)」という時や、色々と考えた末に「やはりやめておこう」と言うときなど、最終的に行き着いた意見を言う時の「やっぱり」は、「after all」や「in the end」と言います。これらの表現は、最終的な結果に行き着くまでに多少経緯があった場合に用いられることが多いです。

例文1

英文 : After all, I like him so much.
和訳 : やっぱり彼のことがすごく好きです。


例文2

英文 : In the end, our project ran over budget by 3 million yen.
和訳 : やはりプロジェクトは予算を300万円も上回った。

「やっぱり」のスラング表現

ここでは、ネイティブが親しい友達の間で使う「やっぱり」のスラング表現をみていきます。スラングはあくまで、仲の良い友人や家族との日常会話の中で使うカジュアルな表現なので、ビジネスシーンやあまり面識のない相手に対しては使わないようにしましょう。

スラング表現①It’s gotta be〜(やっぱり~でなくちゃね)

「It’s gotta be」の「gotta」は「got to」を省略した表現です。

英文 : It’s gotta be Hawaii for our vacation.
和訳 : やっぱり僕らのバケーションはハワイでなきゃね。

スラング表現②Nothing beats〜(何も〜には敵わないよ)

「Nothing beats〜」は「何も~には敵わない」という意味で、「やっぱりこれが最高(1番)だよね」と言うときの英語スラングです。英文 : Nothing beats cold beer after hard work.
和訳 : やっぱり仕事をがんばった後のビールは最高だよね。

「やっぱり」「やはり」の英語表現まとめ

この記事では、「やっぱり」「やはり」のシチュエーション毎の英語表現やスラングをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?是非今回ご紹介した会話例も参考にしつつ、実際に使いながら覚えていって下さい!

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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