
H.Sさま
大学院への進学を機に、避けては通れない「英語論文の読解」という課題に向き合うことになったH.Sさま。
日々の臨床と手術で多忙を極める中、なぜプログリットを選んだのか。その理由は、医師として重要視する「エビデンス」や「原因究明」といったプロセスが、プログリットの学習手法と合致していたからでした。
「翻訳アプリ頼り」の状態から、いかにして英語力を飛躍させたのか。担当コンサルタントであるエルゲッタとの対話を交え、その軌跡を振り返ります。
担当コンサルタント エルゲッタ千夏
信頼性の高い医学論文を読むために。「翻訳アプリ」からの脱却を目指して。
今回、英語学習を始められたきっかけを教えてください。
H.Sさま
ずっと英語を話せるようになりたいという思いはあったのですが、大きなきっかけは大学院への進学です。医学の世界において、信用度が高い、あるいはエビデンスのレベルが高い論文というのは、基本的にほとんど英語で書かれています。
博士号を取得していく過程では、そうした医学論文を沢山読むことは避けて通れない道です。「ついにその時が来たか」と覚悟を決め、外的な要因に背中を押される形でスタートしました。
受講前は、どのように英語論文を読まれていたのでしょうか。
H.Sさま
以前は、翻訳アプリを使っていました。英文をアプリに入れて、出てきた和訳を読み、話の概要だけを掴むということを行っていました。
基礎的な文法は分かっていても、医学論文では専門的な用語が使われますし、以前の英語力では何が書いてあるのか分からない状態でしたから。
受講後、その状態に変化はありましたか。
H.Sさま
今は翻訳アプリを使う機会がほぼなくなりました。よほど専門的な単語が出た場合は辞書を引きますが、基本的には前後の文脈から理解できるようになりました。
アプリに頼って「なんとなく和訳」をするのではなく、自分の力で読み進められるようになったのは大きな変化だと体感しています。

「情報の海」から、自分に合ったものだけを抽出する。医師が納得した論理的な説明。
多くの学習サービスがある中で、なぜプログリットだったのでしょうか。
H.Sさま
私は医師という仕事柄、論理的な説明を求める部分があるのですが、無料カウンセリングでの説明が非常に分かりやすかったのが印象に残っています。
「聞こえない」「話せない」という現象を、「音声を聞き取る力」や「意味を理解する力」といったいくつもの工程に分けて説明してくれました。「このサービスなら、自分の英語のどこがウィークポイントになっていて、どうすれば結果が出るのか」という点が明確でした。
自分で調べようとすると、インターネット上には情報が溢れていて、まさに「情報の海」です。一つひとつ試して、「これは合った」「これは合わない」とトライアンドエラーを繰り返す時間は、現状の私には無かったので、数ある手段の中から、私に合っていないものをきれいに削ぎ落とし、合っているものだけを選択して抽出してもらう。最短で英語を上達させるために、プロに選んでもらうという工程は、私にとって非常に効果的でした。
「エグい言葉でもいいから言ってくれ」本気だからこそ求めた厳しいフィードバック。

担当コンサルタントのエルゲッタさんとは、どのようなやり取りがあったのでしょうか。
エルゲッタ
H.Sさんは、「思い」が非常に強かったのが印象的でした。「ちょっと学習が弱かったら、思いっきり『エグい』言葉でもいいから言ってくれ」と仰ってくださいましたよね(笑)。
H.Sさま
言いましたね(笑)。当時の私は、英検も受けたことがない、まさに「英語の赤ちゃん」みたいな状態でしたから。単語テストも最初はバツだらけでした。
エルゲッタ
確かに最初は大変だったかと思います。でも、H.Sさんはアドバイスに対して、「ここはこうした方がいい」と具体的にお伝えしたことを、一つひとつ積み重ねていらっしゃいました。その結果、しっかりと歩けるようになられましたね。
H.Sさま
週に1回の面談の存在は大きかったです。もし上手くいかなくても、コンサルタントの方は単に「頑張りましょう」とは言いません。「どの分野ができていないのか」「時間が捻出できなかったのなら、その週に何があったのか」という原因の究明を、かなり詳細にしていただきました。
厳しい言葉を求めた背景には、何があったのですか。
H.Sさま
やはり「結果を出したい」という思いです。コンサルタントの方に詳細まで原因を深掘りしていただき、具体的な解決プランを提示してもらう。失敗してもそれを無駄にせず、改善につなげるサイクルがあったからこそ、3ヶ月間走り切れました。

迷子の外国人を助けたエピソード。「心理的ハードル」の消滅。
英語力が向上したことで、印象に残っているエピソードはありますか。
エルゲッタ
私がとても素敵だなと思ったエピソードがあります。電車の中で、H.S 様が迷子の外国人の方を助けたお話がありましたよね。
H.Sさま
ありましたね。電車で乗り換えに困っている外国人旅行者の方がいて、最初は隣の方に話しかけていたのですが、言葉が通じず困っている様子でした。私はその時、まさにプログリットの課題を携帯で必死にやっていたのですが(笑)、「これはあかん」と思って「大丈夫ですか」と話しかけました。
エルゲッタ
あの時、すごい形相で課題をやっていたと仰っていましたね(笑)。それでも声をかけられたというのが素晴らしいです。
H.Sさま
相手の話していることが8割以上分かりましたし、具体的な解決策を示すことができました。さらに、目的地まで同じ方向だったので、「家族で旅行に来ているんだ」といった雑談も英語でできたんです。
以前の自分からは考えられないほど、英語に対する心理的なハードルが消え、壁がなくなったと実感した出来事でした。
エルゲッタ
海外の人と英語で話す心理的ハードルが高いと以前からおっしゃっていたので、雑談までしたことを聞いて、私自身もH.Sさんの成長をすごく感じました。
医師としての選択肢を世界へ。そして、娘に見せたい背中。
今後のキャリアについてはいかがでしょうか。
H.Sさま
将来的には、シンガポールなどで働くことも選択肢の一つとして、高い現実度を持って考えられるようになりました。
先日シンガポールに行った際も、聞き取れなかったことは聞き直せばほぼ聞こえましたし、現地でのコミュニケーションに手応えを感じました。
お子様への想いもおありだとか。
H.Sさま
はい。娘には、これからの時代は教養として「英語」を身につけてほしいと考えています。私が実際に英語を使い、海外でのエピソードを作れたことは、娘の英語力向上のためにも、親として良い影響を与えられるのではないかと思っています。
迷っているなら、まずは「プロの分析」を受けてみてほしい。

最後に、検討中の方へメッセージをお願いします。
H.Sさま
英語学習を始める前には、色々な言い訳が出てくると思います。私も家族との時間や仕事の忙しさなど、やらない理由はいくらでもありました。
ですが、迷っているなら、まずは無料カウンセリングを受けてみるのが一番早いと思います。
たった1時間のカウンセリングでも、プログリットがどういうサービスで、なぜ自分が英語ができないのかが明確になります。それを受けてみて、合うと思えばやればいいですし、合わないならやらなければいい。
自分一人では分からない「最適な学習法」をプロの目線から選んでもらう。その価値は非常に大きいと思います。