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英語で「お久しぶりです」って何て言う?ビジネスメールでの丁寧な表現から会話表現まで紹介!

「お久しぶりです」は、ビジネスでもプライベートでもよく使われる挨拶です。久しぶりに会えた相手に対して、英語で「お久しぶりです」とスマートに挨拶するには何と言ったらいいのでしょうか?ここでは、「お久しぶりです」の英語表現をシチュエーション別にご紹介していきます。

もくじ

英語で「お久しぶりです」って何て言う?

「お久しぶりです」の英語表現でよく知られているのは、「Long time no see.」という言い方ではないでしょうか。直訳すると「長い間会えていなかったね」という意味であるこのフレーズは、覚えやすく発音もしやすい英語表現で、実際に英会話でも幅広く使われています。

ただし、「Long time no see.」がいつでもどこでも使える適切な表現かというと、そうとは言えません。英語には他にもいろいろな「お久しぶりです」にあたるフレーズがあります。

この記事では、「お久しぶりです」の様々な英語表現について、シーン別にご紹介していきます。

英語で「お久しぶりです」①メール

メールで「お久しぶりです」という場合には、「Long time no see.」よりも「It’s been a while」などの表現の方がよく使われます。「see」は実際に「会う」ことを指すため、実際に顔を合わせていないメールで使用するのは少しためらわれる部分もありますよね。

メールの表現にもいろいろな言い方がありますが、ビジネスでの取引先とのやり取りや友人との気軽なメールなど、シチュエーションに応じて表現を使い分けたいものです。では、具体的に例文をみていきましょう。

英語メールの「お久しぶりです」(ビジネス・丁寧)

ビジネスシーンなど丁寧な表現が必要なメールで「お久しぶりです」と伝える場合のフレーズをご紹介します。基本的な例文は以下の通りです。

英文:It has been a long time since I last contacted you.
和訳:前回のご連絡から、長い間ご無沙汰しております。

英文:It has been a while since we last met.
和訳:以前お会いしてから、ご無沙汰しております。


このように、丁寧なメールや手紙等では「It has been a while (long time) since」の後に具体的な情報を付け加えるのが基本の表現になります。

ビジネスメールで久しぶりであることを伝える場合には、以前に仕事で関係があったことを相手に思い出してもらえるような情報を付け加えると、なお良いでしょう。随分年月が経過してしまい、忘れられている可能性がある場合には、具体的な年数や案件名などについて触れると丁寧です。

英文:It has been a while since I last visited your office.
和訳:前回貴社を訪問してから、ご無沙汰しております。

英文:It has passed two years since we last worked together on the ABC project.
和訳:ABCプロジェクトの件でご一緒してから、2年が経ちました。


また、長い間連絡していなかったことを詫びる表現もあります。

英文:I apologize for not having contacted you for a while.
和訳:ご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。


英語のビジネスメールでは、「お久しぶりです」という前置きは簡潔にまとめ、速やかにビジネスの用件や本題につなげるようにしましょう。

英語メールの「お久しぶりです」(カジュアル)

友人同士など、親しい間柄でのメールで「お久しぶり」と伝えたい場合のカジュアルな表現をご紹介します。

英文:Long time no e-mail.
和訳:しばらくメールしていなかったね。

英文:Hi, it’s been a while.
和訳:やあ、ひさしぶり。

英文:We haven’t had much contact recently.
和訳:最近連絡取り合ってなかったね。


久しぶりということを伝えた後に、「お元気でしたか」「お元気ですか」のような近況を伺う言葉を続けると、自然な流れになり、相手も返信しやすくなります。「お元気ですか」は、「How have you been?」や「How are you doing?」が一般的な表現です。

英文:We haven’t seen a while. How are you doing?
和訳:しばらく会ってなかったね。元気にしてる?

英文:Sorry I haven’t written you for a while. How have you been?
和訳:しばらく連絡していなくてごめんね。お元気ですか。

英語で「お久しぶりです」②会話

英会話で使う「お久しぶりです」といえば、「Long time no see.」や「Long time no see you.」がよく知られています。

これらは全世界的によく知られているフレーズで、伝わる表現ですが、どちらかといえばカジュアルなフレーズです。実際、ネイティブ同士の会話では、他の表現もよく使われます。

ここでは、会話でのいろいろな「お久しぶりです」の英語表現をシーン別にご紹介します。

英会話の「お久しぶりです」(ビジネス・丁寧)

ビジネスなどのフォーマルな場面で久しぶりに再会した相手には「こんにちは、お元気ですか」という一般的な挨拶だけでなく、「お久しぶりです」という一言も付け加えたいですよね。丁寧な言い方をしたい場合には、「It’s been a while~」「I haven’t seen you~」等を使って、「お久しぶりです」を表現するのが良いでしょう。具体的な例文は以下の通りです。

英文:It’s been a while since we last met.
和訳:前回お会いしてからしばらく経ちましたね。

英文:I haven’t seen you for a long time.
和訳:長い間ご無沙汰しております。


「お久しぶりです」ということを伝えた後、「お元気ですか」という挨拶につなげると丁寧でスムーズです。会話も続けやすくなりますよ。

英文:I think it has been about one year since we worked together. How have you been?
和訳:お仕事でご一緒してから約1年ぶりですね。お元気ですか?


「お久しぶりです」の後に、「お会いできてうれしいです」と付け加えるのも丁寧な表現です。

英文:It has been a long time since we met last time. I’m happy to see you again.
和訳:前回お会いしてから長い間経ちましたね。またお会いできて嬉しいです。

英文:I don’t remember when we saw last time. It’s great to see you again.  
和訳:前にお会いしたのはいつでしたでしょうか。またお会いできて嬉しいです。


実際の会話では、再会できた喜びを表現し、笑顔で明るく伝えることも大切です。

英会話の「お久しぶりです」(カジュアル)

カジュアルな会話での「お久しぶりです」には以下のような言い方があります。

英文:Long time!
和訳:久しぶり!

英文:Long time no see.
和訳:久しぶり。

英文:It’s been a while.
和訳:久しぶり。

英文:It’s been so long!
和訳:久しぶり!

英文:How long has it been?
和訳:いつ以来かなあ?

英文:I’ve missed you.
和訳:会えなくて寂しかった。

英文:Happy to see you again!
和訳:また会えてうれしい!


カジュアルな挨拶でも、「久しぶり」の後に「お元気ですか」と続けることはよくあります。「久しぶり」と「お元気ですか」はセットで覚えておくと良いでしょう。

英文:Hi, it’s been a while! How have you been?
和訳:やあ、ひさしぶり!元気だった?

英文:It’s been forever since I last saw you. How’s it going?
和訳:前に会ったのすごく前だよね。元気?


このように、カジュアルな表現は多岐にわたりますので、その時の気分に合わせた表現を使ってみて下さい。

英語で「お久しぶりです」③スラング

「お久しぶりです」のスラングには以下のような表現があります。決して丁寧な表現ではないので、ビジネスや目上の方とのやり取り等では使用しないようにしましょう。聞いた時や見たときに意味が分かると、役に立つかと思います。

英文:It’s been yonks!
和訳:久しぶり!


「yonks」は「長い期間」という意味です。

英文:LTNS.
和訳:久しぶり。


「LTNS」は「Long Time No See」の頭文字を取った略語で、オンラインのチャットやSNS、ハッシュタグなどで使われます。「お久しぶり」のハッシュタグとしては、「#LTNS」の他、「#longtimenosee」もよく使用されています。

英語で「お久しぶりです」まとめ

この記事では、「お久しぶりです」のいろいろな英語表現をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

英語でも日本語でも、「お久しぶりです」という一言は、相手のことを覚えていたことや、また会えて嬉しいという気持ちを伝える素敵な挨拶です。相手との距離もぐっと近づく感じがしますね。

お久しぶりの相手に会えた時や久しぶりに連絡する時には、今回ご紹介したフレーズの中から気持ちにぴったりくる「お久しぶりです」の英語表現を使ってみて下さい!

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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