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英語の等位接続詞一覧|等位接続詞とは?従属接続詞との違いも徹底解説!

英語の接続詞には、「等位接続詞」と「従属接続詞」の2種類があります。この記事では、特に等位接続詞について、一覧や例文を用いて詳しく解説していきます。また、従属接続詞との違いについてもご紹介していくので、接続詞についての知識が曖昧な方は是非ご覧ください。

もくじ

英語の接続詞を理解して、英語力をあげよう!

みなさんは英語の接続詞についてしっかりと理解できていますか?

接続詞は、語と語、句と句、節と節など、複数の情報を一つにまとめる働きをする品詞です。

例えば、以下の文をご覧ください。

I enjoyed playing the piano, but I was so tired.
私はピアノを弾くことを楽しんだけれど、とても疲れました。


こちらは、2つの節を接続詞「but」で繋いだ文です。

接続詞「but」は逆接を表し、後ろには、前の事柄から予想される結果とは逆になるような内容の話が続きます。

このように、接続詞を見ればそれに続く話の展開を予想することができるため、接続詞をしっかりと理解しておけば、単語や文法が多少分からずとも文脈を理解することができるんです。

等位接続詞と従属接続詞

英語の接続詞は、大きく分けて等位接続詞と従属接続詞の2種類が存在します。

簡単にご説明すると、それぞれ以下のような特徴があります。

等位接続詞とは?
位が等しいもの(同じ役割をするもの)を結ぶ接続詞

従属接続詞とは?
文の主節と従属節を結びつける接続詞

この記事では、主に等位接続詞に焦点をあてて一覧などをご紹介していきますが、従属接続詞についても、等位接続詞との違いなどしっかりと解説していきますので、接続詞について理解を深めたいという方は是非ご覧ください。

英語の等位接続詞とは?

等位接続詞とは、「apple(名詞)」と「orange(名詞)」のように、文法上位が等しく、同じ役割をするものを結ぶ接続詞です。

例えば以下の例文を見てみましょう。

Apples and oranges are fruits.
リンゴとオレンジは果物である。


対等な関係である「apple」と「orange」を、等位接続詞「and」が結んでいます。

等位接続詞が結ぶ要素

等位接続詞が結ぶ要素は、「語と語」、「句と句」、「節と節」の3つです。それぞれの例を以下の表で確認しましょう。

例文和訳結ぶ要素
You and I are friends.君と僕は友達だ。語と語
Let’s take our lot for better or for worse.良い方にも悪い方にもなる(運命なので仕方がない)。句と句
He hid behind a tree, but his enemy soon found him out.彼は木の陰に隠れたが、すぐに敵が彼を見つけた。節と節

英語の等位接続詞一覧

英語の等位接続詞には、代表的な使い方が存在します。それが以下の4つです。

並列・順序
選択
逆接
結果


ここでは、それぞれの代表的な等位接続詞を一覧でご紹介していきます。

等位接続詞一覧①並列・順序

等位接続詞用法例文
and ①語、句、節同士を連結する
「AとB」、「A、そしてB」
I sang, and he played the guitar.
(私は歌った、そして彼はギターを弾いた。)
②物事の順序を表す
「AしてそれからBする」
I did the dishes and then cleaned my room.
(私は皿洗いをしてから、部屋の掃除をした。)
③物事の因果関係を表す
「AするとBする」
He opened the door and bumped into her nose.
(彼がドアを開けると、彼女の鼻先にぶつかった。)
④命令文+and
「Aしなさい、そうすればBになります」
Study hard, and you will be great.
(よく勉強しなさい、そうすれば偉い人になれます。)

等位接続詞一覧②選択

等位接続詞用法例文
or①「AかそれともBか」
(「either A or B」で「AかBかどちらか」)
Would you like coffee or tea?
(コーヒーお茶はいかがですか?)
②「A、すなわちB」This is the end, or the final.
(これで終わり、つまりは終幕だ。)
③命令文で「Aしなさい、さもないとBになります」Just follow me, or you will die.
(ついてこい、さもないと死ぬぞ。)
nor①否定文(not, no, neverを含む文)の中で「or」の役割を果たす「AもBも〜ない」
(「neither A nor B」で「AもBも〜ない」)
don’t smoke nor drink.
(私は喫煙も飲酒もしない。)

等位接続詞一覧③逆接

等位接続詞用法例文
but「A、しかしB」
(「not A but B」で「AではなくB」)
I don’t like cats but I do like dogs.
(猫は好きではありません犬は好きです。)
Not I, but he witnessed the crime.
(私ではなく、彼がその犯罪者を目撃した。)

等位接続詞一覧④結果

等位接続詞用法例文
so「A、だからBだ」It’s rainny today, so we stay home.
(今日は雨だから、家にいます。)

ちなみに、「for」は、結果ではなく理由を表す等位接続詞になります。

等位接続詞用法例文
for「Aだ、というのもBだから」He must be the thief, for the police dog is barking so hard.
(あいつは泥棒に違いない、というのも警察犬が激しく吠えているのです。)

英語の従属接続詞とは?

さて次は、従属接続詞について解説していきます。

従属接続詞とは、上の図にあるように文の主節と従属節を結びつける接続詞で、従属節には名詞節と副詞節が存在しますが、主に副詞節として働くことが多いです。

ここでは、代表的な従属接続詞を一覧でご紹介していきます。従属接続詞は数が多いので、細かく知りたい場合は文法書などで確認してみましょう。

副詞節を導く従属接続詞一覧

副詞節を導く従属接続詞は、主に以下のような種類があります。


理由
条件
譲歩

副詞節を導く従属接続詞一覧①時

時を表す代表的な従属接続詞には、以下のようなものがあります。

  • before(〜する前)
  • after(〜した後)
  • since(〜してから)
  • when(〜する時)
  • while(〜する間)

例文)
What time was it when you came home?
家に帰った時、何時でしたか?

副詞節を導く従属接続詞一覧②理由

理由を表す代表的な従属接続詞には、以下のようなものがあります。

  • because(〜なので)
  • since(〜なので)
  • as(〜なので)

例文)
I don’t like the cake because it’s too sweet.
そのケーキは甘すぎるので好きではない。

副詞節を導く従属接続詞一覧③条件

条件を表す代表的な従属接続詞には、以下のようなものがあります。

  • if(もし〜ならば)
  • unless(もし〜でないならば)
  • once(いったん〜すれば)

例文)
My dog never barks unless he is hungry.
私の犬はお腹が空かない限り吠えません。

副詞節を導く従属接続詞一覧④譲歩

譲歩を表す代表的な従属接続詞には、以下のようなものがあります。

  • although(〜だけれども)
  • even if(たとえ〜だとしても)

例文)
Although it was rainny today, I played soccer with my friends in the park.
今日は雨だったけれど、私は公園で友だちとサッカーをしました。

名詞節を導く従属接続詞一覧

名詞節を導く従属接続詞には、以下の3つがあります。

  • that(〜ということ)
  • whether(〜かどうか)
  • if(〜かどうか)

例文)
It doesn’t matter that he is American.
彼がアメリカ人であるということは問題ではない。

Jim is worried about whether it will rain tomorrow.
ジムは明日雨が降るかどうか心配している。

等位接続詞と従属接続詞の違い

ここまで等位接続詞と従属接続詞について解説してきましたが、これら2つの違いについて改めて確認しておきましょう。

等位接続詞と従属接続詞の違い①結びつける要素

まず、等位接続詞と従属接続詞は、結びつける要素が異なります。具体的には以下のようにまとめることができます。

等位接続詞
文法上対等な、語と語・句と句・節と節を結びつける

従属接続詞
主節と従属節を結びつけ、導く従属節は名詞節か副詞節である

等位接続詞と従属接続詞の違い②文中の位置

もう一つ決定的に異なるのが、文中での位置です。

例えば以下2つの文はほとんど同じ内容を表します。
しかし、従属接続詞「although」を使った文は主節と従属節の位置を変えることができるのに対して、等位接続詞「but」を使った文は、位置を変えることができません。

I am good at playing the piano, but he is good at playing the guitar.
私はピアノが得意だけれど、彼はギターが得意です。


Although I am good at playing the piano, he is good at playing the guitar.
私はピアノが得意だけれど、彼はギターが得意です。

英語の等位接続詞とは?まとめ

今回は、英語の等位接続詞とは何かについて、従属接続詞との違いにも触れながらご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

接続詞は英語を使う上で使用頻度が高く、文脈を理解する上でもとても重要な要素になるので、是非しっかりマスターしておきましょう!

また、ここまで読んでくださった方の中で、英語が得意になりたいけど学習方法がわからず困っているという方がいらっしゃれば、一度、英語学習のプロに相談してみることをおすすめします。

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Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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