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英語の口語表現を強化しよう!ネイティブ御用達の話し言葉フレーズ

日本語にも話し言葉と書き言葉があるように、英語にも英会話で使われる口語表現があります。英語のネイティブスピーカーとの英会話を楽しむためには、この口語表現を学んでおく必要があります。この記事では、よく使われる口語表現をABC順でご紹介していきます。

もくじ

英語の口語表現とは?

口語表現とは、主に会話の中で使われる話し言葉のことで、流行語やスラングなどもその一部です。ネイティブとの英会話の中では、この口語表現が多数使用されます。

しかし、私達日本人が学校で習うのはほとんどが書き言葉です。そのため、単語も文法もしっかり勉強してきたはずなのに、実際に外国人の方と話すと初めて聞くような表現が多くて驚いてしまったような経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?

この記事では、ネイティブスピーカーが英会話の中でよく使用する口語表現をご紹介していきます。

英語の口語表現① A~Gで始まる表現

まずは、アルファベットのAからGで始まる英語の話し言葉、スラングをご紹介します。どのような場面でその口語表現を使うのか、使用する際のシチュエーションも一緒に解説していきます。

A〜Gで始まる英語の口語表現

英文:After you.
和訳:お先にどうぞ。


〇解説
何かを先に相手に譲るときや、部屋への出入りで相手を先に通すときなどに使える表現です。この表現は男性が女性に対して使うことが多いです。

英文: Believe it or not,
和訳:信じようと信じまいと、

〇解説
「あなたが信じようと信じまいと、これは事実なんだよ」と言いたい時に使える表現です。

英文:Cut it out!
和訳:やめてよ!

〇解説
嫌なことをされたときなどにやめてほしいと伝えるときの表現です。発音は「カリラウッ」のようになります。類似表現に、「Stop it!」「Stop doing it!」などもあります。

英文:Get off my back.
和訳:ほっといてくれよ。

〇解説
「get off my back」は、「私の背中から離れてくれ」すなわち「ほっといてくれ」という意味です。相手への怒りも含んだような強い表現なので、使うと相手を傷つけてしまう可能性もあります。

英語の口語表現② H~Nで始まる表現

次に、アルファベットのHからNで始まる英語の話し言葉、スラングをご紹介していきます。

H〜Nで始まる英語の口語表現

英文:How about that!
和訳:すごいだろ!


〇解説
「How about that?」は「あれはどう?」という疑問文で使われることが多いですが、何か自慢したいことを伝えた後に「すごくない?」と言うときにも使える表現です。

英文:I got it.
和訳:あなたの言おうとしていることが分かった。

 
〇解説
「Got it?(分かった?)」に対する返答の表現です。相手のジョークの意味が分かった時などにも使えます。「I get it.」も同じように使えます。

英文:Just my luck.
和訳:ついてないな。

〇解説
「今日は運が悪い」というよりは、「いつもどおり運が悪いな」という場合に使う表現です。「my」を「your」や「her」「his」などに変えることもできます。

英文:Nature calls.
和訳:お手洗いに行ってくる。

〇解説
トイレに行く際の洒落た表現です。「自然が呼んでいる」とはつまり、生理現象であることを表現している話し言葉です。

英文:Let me get this straight.
和訳:話を確認させて。


〇解説
相手の発言が複雑すぎて分かりづらいときに「自分の理解が正しいか確認させてほしい」「ここまでの話を整理させてほしい」と伝えるときのフレーズです。

英語の口語表現③ O~Uで始まる表現

次に、アルファベットのOからUで始まる英語の話し言葉、スラングをご紹介していきます。

O〜Uで始まる英語の口語表現

英文:Oh, you flatter me.
和訳:お世辞がお上手ですね。


〇解説

誰かに褒められた時やお世辞を言われたときに使う表現です。「flatter」には「へつらう」という意味があり、ネガティブイメージのある単語のように感じますが、「You flatter me.」にはそういったマイナスの意味合いはありません。誰かに褒められたときには、謙遜の気持ちを込めて「You flatter me!」と言ってみましょう。英文:One for the money, two for the show, three to get ready , and four to go. 
和訳:1、2、3、4、もういいかい?

〇解説
日本語で言う「位置について、用意、ドン」と同じような表現で、発進の合図を表す言葉です。

英文:Rise and shine!
和訳:起きて!

〇解説
朝、寝ている人を起こす時のフレーズです。「rise」は「起きる」shineは「輝く」なので、「Rise and shine.」は「起きて輝いて」という意味になります。つまり、「起きて元気な姿を見せてほしい」という意味になります。「It’s time to rise and shine.」で、「起きる時間よ」という表現も使われます。

英文:Those were the days. 
和訳:昔はよかったな。

〇解説
友人と集まった時、昔を懐かしむ話題になった際に使える話し言葉です。

英語の口語表現④ V~Zで始まる表現

最後に、アルファベットのVからZで始まる英語の話し言葉、スラングをご紹介していきます。

V〜Zで始まる英語の口語表現

英文:I have no words.
和訳:言葉が出ないよ。

〇解説
こちらの表現は呆れて言葉が出ない時に使います。怒って言葉が出ないときに感情的に言うときには「I don’t know what to say to you.」という表現の方が適切です。感動した時、驚いた時、ショックなときなど、何か強い感情によって言葉が出ないときには、「I’m speechless. 」という表現もあります。

英文:You asked for it.
和訳:自業自得だ。


〇解説
「You asked for it.」は、「あなたがそれを求めたんだよ」という意味で「自業自得」を表現するフレーズです。「You were asking for it. 」と進行形で使うこともあります。また、「it」の代わりに「trouble」を使って「You were asking for trouble.」とも表現できます。

英文:You’ve got me there.
和訳:何と答えて良いのか分かりません。/参りました。


〇解説
この表現には2つ使い方があります。1つ目は相手からの質問に対して答えが分からない時や、あるいは答えたくない時に、「何と答えて良いのか分かりません」と言うとき。もう1つは、議論しているときに相手に言い負かされて、「一本取られたな、参りました」と言うときです。

英文:You don’t know the half of it.
和訳:事態はずっと深刻なんですよ。

〇解説
今陥っている事の重大さに相手が気づいていない場合に使う表現です。この一言で相手も深刻な状況であると理解してくれるでしょう。

英文:You’re not yourself.
和訳:いつものあなたらしくないじゃない。


〇解説
相手が体調が悪そうな時にかける言葉です。「You’re not your usual self.」と言っても同じです。相手の態度や様子が違う時に心的な状態を心配して「いつものあなたらしくないね」と言うときには、「You’re not behaving the way you usually do. 」のように言います。

英語の口語表現まとめ

この記事では、英語の口語表現をアルファベット順にご紹介してきました。英語の口語表現には流行り廃りがあるので、できるだけ最新の表現をキャッチアップすることを意識しましょう。海外のドラマなどを見て勉強すると、今流行っているものがよく分かるので、おすすめですよ。

Maho|監修者
カリキュラム責任者
慶應義塾大学文学部英米文学専攻卒。新卒で航空会社に入社し、CAとして国内線・国際線に3年間乗務。その後、海外で生活しながら本格的に英語を学びたいという想いから、夢だった大学院留学を決意。オーストラリアに渡り、応用言語学・英語教授法(TESOL)修士号を取得。株式会社プログリットで英語コンサルタントを経て、現在はカリキュラム責任者としてプログリットのカリキュラム開発を行う。
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