「スピフル」とは、スピーキング力向上に特化したトレーニングアプリです。
日本語を見て瞬時に英作文する「口頭英作文(瞬間英作文)」と、テーマをもとに1分程度スピーチする「独り言英会話」の2つのトレーニングができます。
スピーキングの「トレーニング」に特化したアプリであると同時に、「口頭英作文(瞬間英作文)」のAI正誤判定、独り言英会話のAI添削、AI質問機能、など、AIを活用し学習効果を最大化しているのも特徴です。
今回は、どのように「スピフル」が開発され、どんなこだわりが隠されているか、開発責任者の越野さんと、カリキュラム責任者の矢部さんにインタビューしご紹介します。
スピフルとは?

スピフルは、ビジネス英語特化型のスピーキングアプリで、口頭英作文(瞬間英作文)と独り言英会話を通じてスピーキング力を効果的に鍛えることができます。
スピフルでは、まず口頭英作文(瞬間英作文)でインプットを行い、その後独り言英会話でアウトプットをすることで、実践的な練習が可能です。これにより、インプットとアウトプットのサイクルを回しながら、確実にスキルを向上させることができます。

矢部大輔
プログリットのカリキュラム開発部:Learning Labsマネージャー
英語コンサルタントを経験後、現在は、「最先端の英語学習・Techを用いてプログリットにイノベーションを起こす」チーム(Learning Labs)で、応用言語学や第二言語習得論などの学術的観点と最新AI技術などテクノロジーの両面からサービス開発・改善に従事。
なぜスピフルは口頭英作文(瞬間英作文)と独り言英会話のトレーニングを採用しているのでしょうか?
スピーキング力を伸ばすには、スピーキングを構成する3ステップがあることを意識する必要があります。何を話すか考える「概念化」、英語で文章を組み立てる「文章化」、そして実際に発話する「音声化」の3ステップです。
多くの人が「スピーキングを伸ばすには英会話を練習すればいい」と考えがちですが、英会話では多くのステップを同時にこなしているが故に、何を鍛えているかがわからなくなってしまい、学習効率が落ちてしまうケースが多々あります。効率的にそれぞれの力を鍛えるためには、それぞれに特化したトレーニング方法が効果的です。

そこでスピフルでは「口頭英作文(瞬間英作文とも言います)」と「独り言英会話」の2つの有効なトレーニングを採用しています。 口頭英作文は、単語と文法を瞬発的に組み立てる能力を鍛える練習です。これにより、英語で文章を作る「文章化」のスピードが向上し、パッと英語が出てくる力を養うことができます。 一方、独り言英会話は、テーマに沿って英語で独り言のように発話する学習方法で、「概念化」を含めたより実践に近い形でのスピーキングトレーニングを行うことができます。
独り言英会話の後には、自身の発話の誤りや他の言い回しなど、発話内容の添削結果を受け取ることができるので、言いたいことをより自然な英語で表現する力を養うことができます。 この2種類のトレーニングを行うことで、スピーキングに必要な能力を効率よく鍛えることができます。
スピフルの機能を教えてください!
AI判定で効率よくトレーニング
自分が発話した内容をAIが自動で採点してくれるため、即座に正解を知ることができます。
瞬間英作文では、発話の意図を汲み取って微妙な表現の違いまで正誤がでるため、書籍のように1つの正解に縛られることなく学習を進めることができます。
また、独り言英会話では新たな表現の提案があるため、表現をブラッシュアップすることができます。
例)「表現の提案」
添削前: The reason is that it’s very convenient and also useful.
添削後: The reason is that it’s extremely useful and convenient.
添削理由: 修正前の表現では、単に “very” という副詞を使用していますが、”extremely” のようなより強い形容詞を使うことで、より強調された効用を表現することもできます。
発話スピード計測で成長を可視化する


スピーキング練習は成長を実感できず、単調になりがちです。
スピフルでは発話速度を計測する機能により自分が発話するのにかかった時間が毎回自動で計測されます。これにより、発話スピードを計測して成長を可視化することができます。
復習機能で苦手を克服


過去に誤答した問題を優先的に出題し、学習を効率化できる「スマート復習機能」により苦手なポイントを集中的に克服することが可能です。また、1問からでも復習が可能のため、隙間時間に気軽に学習できます!
スピフル誕生秘話
「スピフル」の誕生には、英語学習者のスピーキングに関する課題を解決したいという思いが込められています。
英語学習者の悩みを深く理解するために多くのインタビューを重ね、その結果をもとにアプリ開発がされました。そんな誕生秘話に関して、スピフルを実際に企画、開発した、開発責任者の越野さんにお話を伺いました。


越野 僚太
プロダクト開発部 プロダクトマネージャー、スピフル事業責任者
東京大学卒業後、2020年4月 新卒でプログリットに入社。英語コーチング「プログリット」、サブスクサービス「シャドテン」のPdMを担当した後、3年目で新サービス「スピフル」事業責任者に抜擢。
まず、なぜ「スピフル」というサービスを開発されたのですか?
「結論から申し上げますと、多くの「英語が話せない」と悩む人々が、非効率なスピーキング学習に取り組んでいる現状に気づいたからです。
スピフルを開発するにあたり、100名以上の英語学習者にインタビューを行いました。その中で多くの方が、「英語がパッと口から出せない」という課題を抱えていることがわかりました。
たとえば、「TOEICのスコアは高いのに英語を話せない」「英会話教室に通っているのに上達を実感できない」といった声が多く挙がりました。この背景には、スピーキングの本質にある「トレーニング」の不足がありました。英会話教室や教材はインプットには有効ですが、スピーキングを鍛えるための効率的な「アウトプット練習」が十分ではありません。その結果、実践的なスピーキング力が育たない人が多いのです。
しかし、学習者にとって効率的にスピーキング力を鍛えられるトレーニングツールは、当時ほとんど存在していませんでした。この現状を打破するために、「スピーキング特化型のアプリが必要だ」と感じ、自ら「スピフル」を開発することを決めました。
スピフルは、英語を話せない人が抱える課題を解決し、効率的にスピーキング力を伸ばせる「トレーニングの場」を提供するために生まれたサービスです。
スピフルの独自性はどのようなものがあるのでしょうか?
スピフルの独自性は、AI技術の導入によるスピーキングトレーニングの効率化にあります。
従来の「口頭英作文(瞬間英作文)」や「独り言英会話」といった学習法は、一人で練習ができる便利さがある反面、「正しく発話できているか分からない」という課題を抱えていました。
そこで、スピフルでは「AIを活用したスピーチ添削」を採用しました。これにより、ユーザーは「口頭英作文」や「1分間スピーチ」の練習を通じて得られたアウトプットに対して、瞬時に正確なフィードバックを受け取ることが可能になります。
さらに、「口頭英作文」と「1分間スピーチ」という2つのトレーニングを組み合わせることで、スピーキング力を総合的に鍛える仕組みを構築しました。これにより、従来の「非効率な一人練習」や「英会話サービス頼みのアウトプット」とは異なり、短時間で確実に成果を出せるトレーニングが可能になったのです。
AIというと、チャットGPTも現在台頭してきていますが、チャットGPTとスピフルの違いはどのようなところにありますか?


チャットGPTとスピフルの大きな違いは、スピーキング学習に特化した設計と、ユーザーごとのレベル感に合わせたフィードバックを提供できる点です。
チャットGPTは非常に高性能な生成AIで、幅広い用途に対応可能ですが、英語学習においては汎用的であるがゆえに、学習者のスキルや目標に応じたフィードバックをすることは難しいです。一方、スピフルは英語学習、それも特にスピーキング力の向上にフォーカスして設計されています。
レベル感に応じたフィードバック
スピフルでは、ユーザーの英語力や学習進度に合わせて、適切な難易度と具体性のあるフィードバックをします。たとえば、初心者には基本的な文法や単語の修正に重点を置き、上級者には発音や語彙の多様性、より自然な言い回しの提案を行うなど、学習者一人ひとりに最適化したフィードバックをしています。
アプリとしてのユーザーエクスペリエンス(UX)
スピフルはスピーキング学習を継続しやすくするため、UX設計にこだわっています。たとえば、学習履歴や発話速度表示などにより、ユーザーが達成感を感じながら効率的に学習を進められるよう工夫されています。
具体的には、この2点が強みとなっています。
スピフルは今後どのように進化していきますか?
スピフルは、ユーザーが効率的かつ効果的にスピーキング力を向上できる学習体験を提供することを目指し、常に進化を続けています。その一環として、現在開発中の「学習ロードマップ機能」をご紹介します。
この新機能は、ユーザーが「現在地(現在の英語力)」を正確に把握し、目標達成までの道のりを視覚的に確認できる仕組みです。たとえば、現在のスピーキングスキルが「簡単な自己紹介ができるレベル」だとすると、目標が「ビジネス会議で意見を述べられるレベル」であれば、どのトレーニングをどの順番で進めるべきかが具体的に示されます。
皆さんがスピーキング学習を効率よく進められるよう、スピフルはこれからも進化し続けます。
最後に皆さんにメッセージをお願いします。
英語を話せるようになりたい、でも何から始めたらいいかわからない、そんな気持ちを抱えたことはありませんか?
スピーキング力を身につけるには、ただ知識を蓄えるだけではなく、それを「口からスムーズに出す」練習が必要です。そして、その練習を効率よく、楽しく続けるためにスピフルがあります。



スピフルは、あなたの現状に合わせたトレーニングによって、確実に「話せる」力を伸ばせるアプリです。
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