
南 貴之 さま(オーストラリア駐在 / 技術職マネージャー)
かつて独学でTOEIC300点台から900点台までスコアを伸ばし、現在はオーストラリア・メルボルンで技術職として駐在されている南さま。すでに高い英語基礎力をお持ちでありながら、現地でのビジネス遂行において「運用力不足」という壁に直面されていました。
なぜ、英語学習の猛者である南さまがプログリットを選んだのか。そして、仕事と並行して「1日5時間」という圧倒的な学習時間をどう確保し、成果に繋げたのか。担当コンサルタントの山口と共に、3ヶ月間の軌跡を語っていただきました。
圧倒的な投下時間の先に待っていた「伸び悩み」とプログリット
現在はオーストラリアで勤務されていますが、どのような業務で英語を使用されているのでしょうか。
南さま
拠点はオーストラリアとニュージーランドにあり、スタッフの99%以上が現地の方です。現地メンバーとのコミュニケーションは100%英語ですね。日本本社とのやり取りもありますが、現地での交渉、意思決定、チーム運営においては英語が不可欠な環境です。
すでにアメリカでの駐在経験もあり、独学でTOEIC 900点まで到達されています。そこからさらにプログリットを受講しようと思った「決め手」は何だったのですか?
南さま
独学の限界を感じていたからです。TOEIC900点を取得した後、約2年にわたり1日3時間の学習を続け、計2400時間を投下してきました。基礎は固まった自負がありましたが、実際の会議での瞬発的な発言や、リスニングの精度という「運用力」がどうしても伸び悩んでしまったんです。
2400時間。凄まじい努力ですね。
南さま
はい。ただ、時間はかけているのに「このやり方で合っているのか?」という不安が常にありました。プログリットの「学習生産性」という考え方に触れた時、暗闇の中を走るような独学の状態から、科学的なアプローチで自分を「ブースト」させたいと強く感じ、受講を決めました。だから初回の面談では、「学習時間」は何が何でも捻出してやり切るので、とにかく「学習生産性」を最大化してほしいと山口さんにお伝えしました。

弱点を「科学」で特定する。コンサルタントが提示した「戦略的放棄」
コンサルタントの山口さんから見て、南さまの最初の課題をどう分析しましたか?
山口
南さまは基礎が完璧に固まっているからこそ、通常のカリキュラムをそのまま当てはめるのは非効率だと判断しました。そこで、あえて「単語学習」などのインプットをゼロにし、その分をすべて「口頭英作文(文章構成の自動化)」や「シャドーイング(音声知覚の強化)」などの運用学習に振り切る提案をしました。
「やらないこと」を決めたわけですね。
山口
その通りです。南さまは学習時間を十分に確保できる方だったので、あえて「口頭英作文は1日1時間以上にしないでください」と制限を設けることもありました。その分、WPM(1分間あたりの単語数)の向上という、数値化された「スピード」に集中していただいたんです。
南さま
この提案には驚きました。自分一人だと、不安で「あれもこれも」と詰め込んでしまう。山口さんに「今はこれだけでいい」と言い切ってもらえたことで、迷いが消え、やるべきことが明確になりました。
1日5時間の猛特訓。不安が「確信」に変わったルーティン
受講中は1日5時間の学習時間を確保されていたと伺いました。仕事との両立をどう果たしたのでしょうか。
南さま
家族の協力のもと、仕事以外の生活のすべてを英語に捧げました。予定していたニュージーランド旅行も延期することにし、この3ヶ月にすべてを賭けたんです。

1日5時間は相当な負荷ですが、挫折しそうになることはありませんでしたか?
南さま
不思議なことに、独学で3時間やっていた頃よりも、プログリットでの5時間の方が精神的にはずっと「楽」でした。独学は「結果が出ないかもしれない」という孤独な不安との戦いですが、プログリットには山口さんというナビゲーターがいて、毎週の数値で成長が可視化される。この道が成功に直結していると見えていたので、苦痛ではありませんでした。
「年単位の継続が必要」。あえて厳しい現実を告げたコンサルタントの真意
山口さんとのやり取りで、特に印象に残っていることはありますか?
南さま
私が「C2(ネイティブと同等の熟達レベル)に到達するには、あとどれくらいかかりますか?」と聞いた時のことです。山口さんは、安易に期待を持たせることなく、「今のペースでも、そこに至るには年単位の継続が必要です」と、非常に誠実かつ冷静に現実を伝えてくれました。
山口
南さまの目標が極めて高かったからこそ、嘘はつけませんでした。厳しい現実をお伝えするのは勇気がいりますが、南さまならその事実を受け止め、逆算して覚悟を決められる方だと信じていました。
南さま
その誠実さが信頼に繋がりました。おかげで、「この3ヶ月で終わるのではなく、この先数年続く学習の土台を今作るんだ」という、長期的な覚悟が決まりました。結果として、Versantのスコアも53点から60点へと、驚異的な伸びを見せることができました。

AI時代だからこそ、身体化した「マネジメント英語力」が信頼を生む
AI翻訳技術が進化する2026年現在、それでも自らの英語力を磨く意義をどう考えていますか。
南さま
非常に重要な視点です。メールや資料作成なら、AIで十分でしょう。しかし、私が目指しているのは「グローバル基準でのマネジメント」です。現地スタッフと真の信頼関係を築き、タフな交渉の場で即座に意思決定を下す。こうした「生」の現場では、AIを介したコミュニケーションでは相手の心は動かせません。
言葉の壁を越えた「リーダーシップ」ですね。
南さま
その通りです。どれだけAIが進化しても、自分の言葉で直接語り、議論をリードする能力は、一生モノの、そして代替不可能なスキルです。プログリットで得たのは、単なる英語の知識ではなく、その武器を使いこなすための「成功体験」そのものでした。
最後に、これからプログリットを検討しているビジネスパーソンへメッセージをお願いします。

南さま
英語学習において、「英語力の伸び=学習生産性×投下時間」という方程式は絶対です。もし今、あなたが独学で伸び悩んでいるのなら、それは「生産性」に課題があるのかもしれません。費用は安くないかもしれませんが、将来の自分への投資として考えれば、これほどリターンの大きい体験は他にありません。短期間で圧倒的に成長し、自分をブーストさせたいなら、プログリット一択だと思います。