
太田康子さま
食品メーカーに勤務し、サステナビリティとウェルビーイングの領域を担当している太田さま。国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンにも
関わっており、将来的に国連のカンファレンスで通訳を介さず直接コミュニケーションしたいと考えています。そんな太田さまのプログリットでの英語学習体験を伺いました。
担当コンサルタント 秋山
サステナビリティの最前線を追うために
太田さまが英語学習を始めたきっかけを教えて下さい。
太田さま
今後グローバルに業務が拡大していく上で、英語の必要性は上司からも折に触れて言われていて、”やらなきゃ、やらなきゃ”と思っていました。また、私が担当しているサステナビリティの分野は欧米の取り組みをいち早く知る必要があるんです。それには英語が不可欠なので、学びたい思いが募っていました。
昨年、全く違うジャンルの試験を受けて合格したことで、学ぶ喜びを知りました。その試験対策で学習習慣も身についたため、これを機に今までできていなかったことに挑戦したいという思いが強くなり、このタイミングで英語の習得を決意しました。

国連のカンファレンスで、参加者と直接会話したい
太田さま
現在私は国連のグローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンという組織にも関わっていまして、英語力が早急に必要と感じています。
カンファレンスとか国連総会に出席した時、イヤホンを装着して通訳越しに話を聞くのではなく、世界中から来ている参加者と直接コミュニケーションを取りたい、ディスカッションしたいと思っているんです。
数ある英語スクールの中からプログリットに決めた理由は何ですか?
太田さま
私のターミナル駅である品川には英会話スクールがたくさんありますが、その口コミを全部調べたらプログリットが一番評価が良かったんです。過去に英会話スクールに通ったことがあるのですが、プログリットはネイティブの英会話の先生がいるわけでもない、コーチングという今まで自分が経験したことのないタイプの英語スクールで、「こんなのがあるんだ!」と興味を惹かれて決めました。
スキマ時間の徹底活用で実現した成長
VERSANTのスコアが最初の3ヶ月で10点→23点と、急激に上がった理由は何だと考えますか?
太田さま
最初にVERSANTテスト※を受けた時は、音声のどこまでが問題かすら分かっていないレベルでしたが、受講期間の3ヶ月はプログリットに集中して時間をたっぷりかけたからだと思います。
※Versantテストとは、ピアソン社が開発した英語スピーキング能力評価試験であり、採点で発音・文法・語彙・流暢さを総合的に評価します。近年では、ビジネス業界での採用や昇進評価、社内研修などでも広く活用されており、実践的な英語コミュニケーション力を測定する指標として高い信頼を得ています。
秋山
太田さまはシャドーイングのセンスが素晴らしく、オリジナル音源の再現精度がすごく高かったです。それはとてもすごいことで、日本語と発声が全く違う英語の抑揚や声の高さを忠実に捉えているということなので、アウトプット、インプット、両方にポテンシャルを秘めていると思いました。
太田さま
かなり頑張りました。アプリの学習時間が毎日100%にならないと嫌だったので、通勤時間やお昼休みも英語学習にあてていました。その時、プログリットのアプリがとても良いなって思ったんです。机に向かって勉強するのではなく、スマホ一つで完結する、どこでもできる勉強なら、スキマ時間を充てればトータルで2、3時間になりますし、忙しく仕事していても意外と時間は作れることが分かり、勉強が楽しくなりました。
歯磨きとドライヤーも英語学習の時間
では、英語学習は最初から順調でしたでしょうか?
太田さま
いえ、最初は時間の確保が本当に難しかったんです。そこで秋山さんに「忙しくてどうしても時間が取れない時は、どうすればいいですか?」と相談しました。

秋山
普段から毎日やっている生活習慣の中に、英語学習を組み込んでいきましょう、とお伝えしました。
太田さま
秋山さんに「毎日歯は磨きますよね?では、歯を磨いたあとに“精読”をやる流れを作りましょう」と提案されたんです。毎日やる習慣を学習をきっかけにするルールを決めておけば、“終わったらすぐやろう”と自然に取り組めるようになりますから。
秋山
「もし“精読”の学習記録がついていなかったら、太田さんが歯磨きをしていないってことになりますね(笑)」と冗談を交えながら約束しました。
太田さま
歯を磨いていない人だと思われるのは嫌なので(笑)、頑張って続けました。髪を乾かす時間のあとにも“精読”をしていましたね。
他にも、工夫したことはありましたか?
太田さま
机には、学習に必要なもの以外は置かないようにしました。お菓子があれば食べたくなるのが人間の性なので、きれいな机で集中して勉強しました
コンサルタントの応援に応えたい。伴走が生んだモチベーション
太田さまにとって、コンサルタントの秋山さんはどんな存在でしたか?
太田さま
私は「誰かが見守ってくれている」「応援してくれている」と感じると、それに応えたいと思うタイプなんです。だからこそ、秋山さんの伴走がすごくモチベーションになりました。
私の場合、本当に英語初心者の状態からのスタートでしたので、秋山さんが丁寧に導いてくれて、一歩ずつ進めるようにしてくれたことがとてもありがたかったですね。
プログリットの英語コーチングが合っていたのですね?
太田さま
はい、すごく合っていました。たとえば英会話教室のグループレッスンだと、他の生徒さんのトピックも全部聞く必要があって、自分に必要な練習に集中しにくいと感じていました。
プログリットでは、自分のレベルや目的に合わせて、必要なポイントを何度も繰り返し学習できますし、面談の際には、できていない部分や苦手なところをその場で秋山さんがホワイトボードに整理してくれて、「あ、ここが課題なんだ」と視覚的に理解できたのも大きかったです。グループレッスンではできないやり方だと思います。
週1回のテスト後ハイタッチも

受講中にモチベーションが下がったことはありましたか?
太田さま
毎週の面談の存在が大きくて、モチベーションダウンはしませんでした。小テストというゴールに向けて学習していましたし、うまくいくと秋山さんと2人でハイタッチしたり、大きな喜びがあるんです。うまくいかない時もありましたが、”次は頑張りましょう、約束ですよ”という秋山さんの言葉に応えたい一心でまた頑張れました。
秋山
太田さんはお仕事がとてもお忙しい中で、学習時間を確保するために本当に涙ぐましい努力をされていました。
太田さま
週末は本来ゆっくりしたい方なのですが、朝起きて最初にシャドーイングをやる習慣を意識しました。これは今も続いています。
秋山
素晴らしい!定着しましたね!
太田さま
歯磨きと同じで、「習慣にしてしまうこと」って大事なんだなと実感しました。
秋山さんは、そういった太田さまの状況を見て、どのようなコンサルをされているのでしょうか?
太田さま
最近は当初ほど時間をかけられていないのですが、秋山さんは、私が忙しくてなかなか英語学習に取りかかれない時、どんな接し方が良いのかを最初に聞いてくれたんですよ。発破をかけた方がいいのか、自己肯定感を上げた方がいいのか。
秋山
太田さまは、同じスコアで始めた方が同じタイミングでどの位置にいるのかとか、頑張っている事例をお話しした方が燃えるタイプでしたので、だからこそ、プロとして嘘偽りなくお話ししていました。
先日も、今後半年間でやるべきことを書き出して、毎週行うべきマイルストーンを設定しました。
目標に到達するためには、毎週の小テストでクリアしなければならない範囲があります。
今後のアウトプットに繋げるため、まずは期限を決めてインプットを必ず完了させることをミッションにしました。
膨大な量ではありますが、来年以降の学習プログラムを見据え、お仕事とのバランスを取りながら完遂を目指しています。

世界中を飛び回る私の姿をイメージできるように
半年の受講を通して、前向きに変化した点はありますか?
太田さま
同僚など周りの人から「太田さんは英語を頑張っている人」という認知をされているので、もっとできるようになりたいという気持ちがあります。
これだけ時間を使ってコミットして勉強しているので、それが自信に繋がっています。将来、国連のカンファレンスで英語をペラペラ喋っている自分を想像すると楽しいです。
先日、プログリットの感謝祭※に行って、ほかの沢山の頑張っている人を見たことで、自分もまた頑張ろうと前向きに思えました。
※プログリットで定期的に開催している、受講生・卒業生が集う交流イベント
太田さまの今後のキャリアに英語力は影響しそうでしょうか?
国連総会のタイミングでニューヨークには行くつもりなので頑張りたいと思っています。
今やテクノロジーも発達していて、翻訳機能も進化しています。でも私自身のことを信頼してもらい、話を聞いてもらうためには、自分の発する言葉がすごく大事。今後のキャリアにおいても、英語を使ってステップアップしている姿をイメージしています。
さらにその先の夢はありますか?
太田さま
世界平和という大きな夢があります。業務でもサステナビリティ、ウェルビーイングを担当していますが、世の中が不安定な今、争いを解消するために対話をしなくてはならない。そのためにも言語は必須です。自分の仕事が地球の裏側の誰かに繋がっている、そういう仕事ができるのがやりがいではないかと思います。
秋山
太田様はすごく慈悲深い方で、既にご活躍をされているのですが、英語のせいで、ご自分の持っている力やポテンシャルを発揮できていないことが、担当コンサルタントとしては一番悔しいことなんですね。
太田さんが英語を身につければ、もう完全最強体になりますので、私と一緒に走ることで、英語力に磨きをかけ、世界で実際に活躍している太田さんというのを見届けたいなというふうに思っています。

素敵ですね!それでは最後に、これからプログリット受講を考えている方に一言メッセージをお願いします。
太田さま
私は最初、プログリットはある程度の英語レベルの人が、さらに英語力を伸ばしているイメージがあったんです。でも、私のようにVERSANT10点からスタートする初級者もいるので安心してください!
英語学習の分かりやすいところは、テストで自分の立ち位置が「点数」として見えることだと思います。努力がきちんと形になって返ってくるんです。
勉強を重ねることで、小さなハードルを一つひとつ乗り越え、小さな自信を積み重ねていく――。その積み重ねが最終的に点数という成果に表れる。それが私にとっては自己肯定感を高める体験でした。「自分でもできるんだ」と思えるようになったのは、大きな収穫ですね。
最後にお伝えしたいのは、人として寄り添うコンサルタントの存在がプログリットの一番の魅力だということです。
最適な学習法を提示してくれたり、気持ちに寄り添った声がけをしてくれたり、そうしたサポートは、アプリやAIにはできないものだと思います。
やはり、生身のコンサルタントの力こそがプログリットの真髄だと思います。ぜひそこを体感してほしいです。