学んだ事は英語だけでなく自分への柔軟な向き合い方。
外資系コンサルティングファームで多忙な毎日を送るA.I.さん。受講中は紆余曲折ありながらもその度にモチベーションを上げ、コンサルタントとの二人三脚で英語学習をやり抜きました。受講後の気持ちの変化や英語への向き合い方も伺いました!
A.I.さんの英語学習の目的は何ですか?
キャリアのためです。これまで日常的に使う機会はあまりなかったのですが、最近、英語を使うプロジェクトが身近に出てきました。アサインの際に「そういえば、A.I.さんって英語できるんだっけ?」と訊かれた時、自信を持って手を挙げられるようになりたいと思い始めました。将来自分が関わっていきたいテーマや領域を改めて考えた時、英語が壁となって機会が遠のいてしまわないよう、これを機にもう一度英語を勉強しようと決意しました。
社内では英語ができる方が多いのですか?
周りには私のように受験勉強で英語をしてきたという人もいますし、帰国子女もしくは海外経験が長く英語ができる人もいます。家族から「始めるなら早い方がいいよ」と勧められたことも後押しになりました。
プログリット受講前は何か英語学習をしていたのでしょうか?
学生時代にアメリカへの短期留学を複数回経験し、卒業後はTOEIC対策を独学でやっていた程度です。後は入社前に会社が用意していた30分のオンライン英会話の研修を10回程度受けました。今まで本当に簡単な日常会話くらいしかやってこなかったので、ビジネスで聞き取れるか、話せるかというと全然自信がありませんでした。
業務として英語を使うプロジェクトが増えてきたのですか?
今まではほとんどなかったのですが、自分が進みたい領域には海外案件も多いです。海外のエキスパートにインタビューしたりリサーチしたりする時にも英語は必要になります。読むことは受験英語の応用で何とかできると思いましたが、インタビュー等で喋ったり聞いたりすることは本当に苦手意識があるので、そこを伸ばしたいと思いました。
「英語を身につけたい」と切実に思う出来事があったりしたのでしょうか?
ちょうど社内の所属部署を選ぶタイミングで、私が興味のある領域を担当している先輩に相談したことがありました。先輩は「ぜひうちに!」と言ってくださったのですが、「そういえばA.I.さんは英語できるんだっけ?」と訊かれ、正直に実はあまり得意ではないことを話しました。その時、少し恥ずかしかったと同時に焦りも感じました。
では、プログリット受講のきっかけを教えてください。
勉強を習慣づけられることとコーチングを受けられること、その2点がポイントになりました。最初の無料カウンセリングで英語力を計るためのテストを受けたのですが、今まで曖昧だった自分のレベルがはっきり分かりました。過去の勉強の中で重点を置いてやってきたことはできていた一方で、あまり訓練していなかったことはできていませんでした。それを元に組んでいただいた3ヶ月のカリキュラムは納得感があり、学習が結果にどのように影響するのかがクリアになりました。
受講してみての率直な感想を教えてください。
モチベーションがすごく高いわけではなかったので、コンサルタントの方にすごく助けられてやり切ることができたな、というのが率直な感想です。大学に入るまでは英語が大好きで海外志向だったのですが、入学後は国内に興味が移り、就職してからも英語は「勉強したい」というより「勉強しなくてはならない」対象で、ずっと足が遠のいていたんです。一人だと後回しにしてしまっていた英語学習は、コンサルタント八木橋さんがいてくれたからやり遂げられたと思います。
受講期間中は業務もお忙しかったとか?
はい、特に受講直後はとても忙しかったです。性格的に勉強するからには完璧にやりたい方なのですが、それができる状況ではなくなってしまいました。勉強時間だけを見れば足りていたかもしれませんが、きちんとやれば絶対満点が取れる小テストで3点落としたことが、たとえ合格してもすごく悔しかったです。
コンサルタントはどんな反応でしたか?
八木橋さんは「おめでとうございます!」と合格をすごく喜んでくださっていました。「でも、3問間違えてしまいました」と私が言うと「いや、英語学習は完璧でなくていいので、できたところをまず自分で褒めて前に進みましょう」とおっしゃったんです。その言葉に影響され、完璧でなくてもいいから忙しい中でどのように勉強を続けるかを考えるようになりました。集中して30分間勉強したい時でも、状況的に難しければ10分を3回に分けたり、ペースが掴めてきたのは2週目の終わりくらいでした。
2週間でペースを掴んだのですね!学習時間は平均して何時間くらいでしたか?
1日2.5時間はできていたと思います。
2.5時間の学習時間はどのように捻出していたのでしょうか?
まず、朝の時間を使ったことと、お昼休みは意外にいけるのでは?と思ってごはんを食べながらも勉強しました。後はちょっとした仕事の合間や、家に帰ってお風呂に入りながらもやりました。
お忙しい中、素晴らしいと思います!ところで受講中に海外旅行に行かれたそうですが学習の成果は感じましたか?
受講1ヶ月後にマレーシアに行きましたが、ホテルのスタッフの英語が思ったより聞き取れず、ホテルでも地元のお店でも受け答えは家族がやることの方が多かったです。1ヶ月の学習の成果もあったのか全く聞き取れないわけではありませんでしたが、期待しているほどではなかったんです。この悔しい経験がまたモチベーションを上げるきっかけになりました。でも、その後少し体調を崩してしまいました。学習が中途半端になるのも嫌でしたし今は療養が先決だと思って、八木橋さんに素直に「やめたい」とお伝えしました。
コンサルタントは何と答えたのでしょうか?
「これまで学習を頑張ってきたIさんを見てきたからこそ、英語を続ける選択をしてほしいです」とおっしゃいました。「もちろん療養が最優先ですが、是非戻ってきた後もサポートさせてください」と、八木橋さん自身のご経験も交えながら自分の言葉で声を掛けてくださり、本当に応援してくれていることがとても嬉しく思いました。それでやめるのではなく、2週間ほどお休みを頂くことにしたんです。その時、改めて残りの時間の目標設定をしました。
新たな目標設定とはどのような内容ですか?
八木橋さんに相談したのは「受講終了までにやり切りたいライン」です。単語、多読などそれぞれの教材で「ここまでは終わらせる」というラインを一緒に決めて、そのためには今、何の勉強をして、小テストに合格しなければならないのかを明確にしました。私にはそのやり方がとても合っていたようで、ゴールを自分で言語化出来ている方がモチベーションの上がる自分に気づきました。
では、その後の学習はスムーズでしたか?
自分の日々の学習時間に対する意識が変わりました。「ノルマとして今日も3時間勉強する」ではなく、「合格を取るために今日は何をどのくらい勉強すべきか」を考え自分で調整しながら学習を進めるようになりました。単に勉強時間だけで落ち込むこともなくなりましたし、八木橋さんもそれを分かって臨機応変に対応し、私の自主性に任せてくださったので、モチベーションを維持してやり切ることが出来ました。
VERSANTの結果も10点伸びて素晴らしかったですね!
当初の目標は38点、かなりストレッチを掛けた目標が42点だったので45点取れたことは嬉しかったです。やめようと思った時、八木橋さんが自分の言葉で引き留めてくださったこと、受講中、できない点を見るのではなく、できたところを褒める方針を変えずにいてくれたことが大きかったです。たまに元気が出る動画のリンクが届いたり、励ましのLINEをいただいたり、ずっとポジティブなスタンスで応援してくださいました。もしあの時やめていたら現在の英語への向き合い方も変わっていたと思います。「あの時も自分はやり切れた」という経験で終われたことが、現在にも繋がっています。
プログリット受講を通じて何か変化はありましたか?
英語力を伸ばすだけでなく、自分への向き合い方に対する学びも大きかったです。業務での目標設定や自分に対する言葉の掛け方、モチベーションの保ち方など、これまでは「できていないこと」に目を向けがちでしたが、八木橋さんのおっしゃっていたように出来たことに目を向けたり、悩んだときは友達を励ましたり相談に乗ったりする時のように自分にも言葉をかけることを意識しています。
現在も英語学習は続けていますか?
はい、続けています。八木橋さんがおっしゃっていた「少しでもいいから毎日勉強した方がいい」というのは真理で、少しでも休むと戻す時が大変だと実感しています。特にシャドーイングはしばらく休むと口が動かなくなります(笑)。
英語学習における目標はありますか?
英語話者との会話で、気の利いた英語の言い回しを咄嗟に返してラリーが続くようになりたいです。仕事上では、そのレベルをもう一段上げてビジネス英会話ができるようになれば自信がつくと思います。
では最後にプログリットを検討している方にメッセージをお願いします。
コンサルタントの方は自分に合わせた目標設定や計画をしっかりサポートして下さるので、信じて是非学習を始めてみて下さい。私もまだまだ道半ばなのであまり大きなことは言えませんが、一緒に頑張りましょう!